12月2日からiPhone iOSで「勝手に再起動を繰り返す不具合」が復数のユーザーで発生しています。
この不具合の原因と見られているのは、「iOS内部の時計」と「一部アプリの通知」の相性。
アプリ側ではなく「iOS側の問題」の可能性が高く、根本的な対策はAppleのアップデートを待たなければなりません。
一時的な対処として、「アプリの通知をオフ」にすることで不具合が解消できるのでやり方を解説します。
※追記 2017年12月3日、バグ対応のアップデートが行われました。 【図解解説】Apple「iOS11.1.2」 へのアップデート方法 変更点は「Apple Pay Cash」への対応とバグを修正
目次
iPhoneが勝手に再起動を繰り返す不具合が発生
12月2日から、「iPhoneが30秒〜1分でiPhone強制再起動を繰り返す」不具合が復数のユーザーで発生しています。
「歯車画面の表示」→「復旧」を繰り返す問題が起こっています。
↓不具合の報告が上がっているアプリ
- どうぶつの森 ポケットキャンプ(Nintendo Co., Ltd.)
- LINE Camera – 写真編集 & オシャレ加工(LINE Corporation)
- 欅のキセキ(enish Inc.)
- 家計簿Zaim(Zaim Inc.)
- 乃木坂46リズムフェスティバル(AiiA Corporation)
- Wi-Fiセキュリティ(SOURCENEXT CORPORATION)
- マンガBANG!(Amazia, Inc.)
- 母子手帳kazoc(Yahoo Japan Corp.)
- InstaMag – Photo Collage Maker(Fotoable, Inc.)
- ソリティア(MobilityWare)
iPhoneが勝手に再起動を繰り返す時の対処方法
iPhoneが勝手に再起動を繰り返す時の対処方法
- 全てのアプリを完全に終了する
- 日付を「12月1日以前」に戻す(強制再起動の不具合)
- iPhoneを再起動する
- 日付の設定を元の「自動設定オン」に戻す
全てのアプリを完全に終了する
「マルチタスク」画面を開いて、全てのアプリを完全に終了します。
- iPhone 8以前は「ホームボタン」を「ダブルクリック」で開きます。
- iPhone Xは画面下から上方向にスワイプし、「ホールド(動かさない)」するとマルチタスク画面が開きます。
日付と時刻を「12月1日以前」に変更する
「設定」>「一般」>「日付の時刻」で「自動設定をオフ」にし、時間帯を「12月1日以前」に変更します。
通知設定を「オフ」にする
アプリの通知設定をオフします。
「設定」>「通知」>「アプリ」>「通知を許可」をオフにします。
iPhoneを再起動する
iPhone Xの場合、次の手順で再起動します。
左側の「音量(小)or(大)」ボタンと右側の「電源ボタン(サイドボタン)」と長押しします。
「スライドで電源オフ」の画面を表示されたら、横にスライドすれば電源が切れます。
起動するには、右側の電源ボタン(サイドボタン)を押します。
通常の再起動を受けつけない場合は、「iPhone X 強制再起動する方法」を試します。
日付の自動設定をオンに戻す
日付の自動設定を元の「オン」に戻します。
「設定」>「一般」>「日付の時刻」で「自動設定をオン」にする。
まとめ
- 12月2日からiPhoneが勝手に再起動を繰り返す不具合が発生
- 「iOS内部の時計」と「一部アプリの通知」の相性が不具合の原因とみられる
- アプリの通知設定オフにすることで解消する
- 根本的な対処は、iOSのアップデートを待つ