プログラミング言語のひとつ、「Python(パイソン)」について初心者向けに解説します。
目次
Pythonとは?
Pythonとは、プログラミング言語のひとつです。Pythonの読み方は「パイソン」です。
海外では子供向けのプログラミング学習や、初心者向けの言語として採用されることの多い人気の言語です。
初心者向けとは言っても、Pythonで複雑なプログラミングや高度サービスが作れないということではありません。
多くの商用サービスの開発言語としても採用され、Google、Dropbox,NASAでも使われています。
Pythonの特徴
Pythonは次のような特徴を持つプラグラミング言語です。
文法がシンプルで読みやすい
Pythonはコードの読みやすさや重視しているため、文法もシンプルです。
シンプルな文法でありながら機能は強力なため、生産性の高いプログラミング言語です。
豊富なライブラリ
- スクレピング、クローリングに適したライブラリ
- 統計解析に適したライブラリ
など、専門分野に強いライブラリが多数あります。
様々な開発用途に利用できる
Webアプリケーション、機械学習、組み込みソフトウェアなど幅広い分野の開発に使われています。
Pythonでできること
python でできることは以下のように多岐にわたります。
- WEBアプリケーションの制作
- GUIアプリケーションの開発
- 人口知能(AI)の開発
- 統計解析
- 組み込みソフトウェアの制作
Pythonで作られたアプリケーション
Pythonで作られた有名なサービスをいくつか紹介します。
- Dropbox(ドロップボックス)
- Instagram(インスタグラム)
- Pinterest(ピンタレスト)
Webサービス以外の製品では例えば、ソフトバンクロボティクスが開発した、人口知能ロボット「Pepper(ペッパー)」の開発に採用されているプログラミング言語はPythonです。
参考:Pythonで開発された有名アプリケーション、サービス
Pythonの歴史
「Python」は、1991年にオランダ人のグイド・ヴァン・ロッサム氏によって開発された汎用的なプログラミング言語です。
Python開発者 グイド・ヴァン・ロッサム
Pythonの知名度は?
いまや、エンジニアによってとってなくてはならないサービスとして、GitHubがプロジェクト数でもJavaScript、Javaに続き第三位となっています。
Pythonの2系3系とは?
Python2には、大きく分けてPython2系とPython3系の 2つのバージョンあり、
それぞれ書き方が違います。
ビジネス現場で古いシステムの保守には、Python2が使われる場合もありますが、Python3系に移行していっています。
これから、新しくPythonを学習していこうとしている方はPython3系を学びましょう。
Python2系は2020年にはサポート終了予定です。
それぞれの違いにはついては、以下の記事もチェックしてください。
最後に
Pythonの概要が理解できたら、Pythonでどんなことが出来るかもっと詳しく知りましょう。
参考:pythonでできることは?
コメントを残す