AMEI・MMA、「MIDI2.0」の開発・規格化を発表 ー38年ぶりに改定へ

電子楽器の演奏データを機器間でデジタル転送するための世界共通規格「MIDI」。

一般社団法人音楽電子事業協会(AMEI)とThe MIDI Manufacturers Association (MMA)(米国MIDI管理団体)は2019年1月19日、「MIDI」の新バージョン「MIDI 2.0」の開発・規格化および実装作業を進めていくことを発表しました。

AMEI・MMA、MIDI2.0の開発・規格化を発表 ー38年ぶりに改定へ

「MIDI1.0」と接続互換性維持

旧規格「MIDI1.0」と新規格「MIDI2.0」」は、接続互換性を維持します。

表現力の向上

チャンネル・メッセージの分解能拡張、ノート・コントロール、タイムスタンプなど、 演奏の表現力やデータ再現性を大きく向上させる規格となる予定です。

MIDI 2.0プロトタイプの開発に国内外の電子楽器機器メーカー、ソフトウェアベンダー参加

MIDI 2.0プロトタイプの開発には、Ableton/Cycling ‘74, Art+Logic, Bome Software, Google, imitone, Native Instruments, ROLI、 Steinberg、 TouchKeys、 クリムゾンテクノロジー株式会社、 株式会社コルグ、 ローランド株式会社、 ヤマハ株式会社、 株式会社ズーム など、各国の電子楽器メーカー・ソフトウェアベンダーが参加しています。

Surce:AMEI <一般社団法人 音楽電子事業協会>