サーバーの種類4つ
サーバーの種類は大きくわけて4つです。
- レンタルサーバー(共用サーバー)
- 専用サーバー
- VPSサーバー
- パブリッククラウド
共用レンタルサーバー
- 費用:月額500円〜
- 自由度:△低い
メリット
- 価格が安い
- サーバーの専門知識が不要
デメリット
- 他のユーザーの影響を受ける
- サーバーの管理者権限(root権限)を持てない
- サーバーソフトを選べない
レンタルサーバーは、物理的なサーバーを他のユーザーと共用します。
家で例えるなら「シェアアハウス」です。
OS(Ubuntu、CentOS、CloudLinux、Red Hat)、Webサーバー(Apache、Nginx、Microsoft IIS、LitesSpeed)の指定、データベース(MariaDB、MySQL、PostgreSQL)は、サーバー会社が用意したものを使います。ユーザー側は指定できません。
おすすめレンタルサーバー
個人サイトやサーバーの知識が無い人におすすめです。
専用サーバー
- 費用:月額8000円〜
- 自由度:◯高い
メリット
- 他のユーザーの影響を受けない
デメリット
- サーバーの専門知識が必要
専用サーバーは、物理的なサーバー1台を1ユーザーで独占します。
家で例えるなら「一軒家」です。
VPSサーバー
- 費用:月額700円〜
- 自由度:◯高い
メリット
- 好きなWebサーバーをインストールできる
- 他のユーザーの影響を受けにくい
デメリット
- サーバー構築、運用の専門知識が必要
VPSサーバーは、物理的なサーバーを仮想的に分断します。
OS(Ubuntu、CentOS、CloudLinux、Red Hat)、Webサーバー(Apache、Nginx、Microsoft IIS、LitesSpeed)の指定、データベース(MariaDB、MySQL、PostgreSQL)は、自由に構築できます。
パブリッククラウド
- 費用:スペック・時間で違う
- 自由度:◎高い
メリット
- サーバーの負荷状況に応じて柔軟にCPU/メモリ/容量の拡張/縮小ができる
デメリット
- VPSよりも高価
- サーバー構築、運用の専門知識が必要
パブリッククラウドでは、SaaS(サース)、PaaS(パース)、IaaS(イァース)という分類があります。
OS(Ubuntu、CentOS、CloudLinux、Red Hat)、Webサーバー(Apache、Nginx、Microsoft IIS、LitesSpeed)の指定、データベース(MariaDB、MySQL、PostgreSQL)は、自由に構築できます。
クラウドサーバーの例
- AWS EC2
- さくらのクラウド
サーバーの種類比較
レンタルサーバー | 専用サーバー | VPSサーバー | クラウドサーバー | |
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費用 | ◎月額100〜 | △月額8000円〜 | ◯月額500円〜 | スペック・時間で違う |
自由度 | △低い | ◯高い | ◯高い | ◯高い |
対象 | 小規模サイト | 小規模サイト | 小規模サイト | 大規模サイト |
管理者権限 (root権限) |
✕なし | ◯あり | ◯あり | ◯あり |
例 | 個人サイト コーポレートサイト |
大規模ECサイト | ECサイト | スマホゲーム 大規模ECサイト |