10月2日にAmazon.co.jpは
- 音声アシスタントサービス「Amazon Alexa(アマゾン アレクサ)」
- Alexa搭載のスマートスピーカー「Amazon Echo(アマゾン エコー)」
を2017年内に日本で発売すると発表しました。購入を希望したユーザーに対し、招待制でEchoを購入できるようになる予定です。
Amazon Echoに「アレクサ」と声で呼びかけた後、やりたいことを指示すると、買い物をしたり、ニュースを読み上げてくれます。ジョークも言ってくれます。本国アメリカではすでに大人気でクリスマス商戦では売り切りとなる自体になりました。
目次
Amazon Alexa(アマゾン アレクサ)とは?
Amazon Alexa(アマゾン アレクサ)とは、Amzonが開発した音声認識が出来る人口知能です。Alexaに対応したインターネットに接続されたプロダクトに「アレクサ」と声をかけて指示すれば、実行してくれます。
Alexaは、AppleのSiriと似ていますが、大きな違いはMac/iPhone/iPadに限定されないことです。
Amazon Alexa(アマゾン アレクサ)でできること
Alexa(アマゾン アレクサ)搭載のデバイスでできることには以下があります。
- 欲しい商品をアマゾンで注文できる
- 照明のスイッチのオン・オフ
- 車のドアの施錠
- 車のエンジンの起動・停止
- Amazon MusicやSpotifyなどの音楽聞き放題の指定したジャンルの曲やラジオを聞ける
- ニュース・天気予報・渋滞情報、株価を聞く
- アラームの設定
- オーディオブックを聞ける
- ピザの注文
- レシピを聞きながら料理を作る
- ツイッターの最新タイムラインを聞く
- Wikipediaの要約を読み上げ
Amazon Echo(アマゾン エコー)とは?
アマゾンエコーは、Amazon.comが開発した人口知能「Alexa」を搭載したスマートスピーカーです。
7つのマイクが搭載され、360°から音声を拾えます。AppleのiPhoneに「Hey Siei!」と呼ぶのと同様に「アレクサ」と呼びかけると反応します。
Amazon Alexa 搭載のスマートスピーカー
Amazon Alexa 搭載のスマートスピーカーは、モデルが展開されています。
モデル | 価格 | |
Amazon Echo(エコー) | $99.99 | スマートスピーカー |
Amazon Echo Dot( エコー ドット) | $40.99 | 外部スピーカーとの接続可能 |
Amazon Echo Plus( エコー プラス) | $149.99 | |
Amazon Echo Spot(エコー スポット) | $129.99 | |
Amazon Echo Show(エコー ショー) | $229.99 | |
Amazon Tap(タップ) | $129.99 | |
Amazon Echo Connect(エコー) | $34.99 | Echoを電話機に替える周辺機器Amazon |
Amazon Look(ルック) | $199.99 | |
Amazon Echo Buttons |
今回、日本での販売が発表されたのは、Amazon Echo(アマゾン エコー)です。
今後は他にモデルも順次発売されていくとみて間違いないでしょう。
基本モデル「Amazon Echo(アマゾン エコー)」
Amazon Echo(アマゾン エコー)は、Amzonが展開しているAIスピーカーの中で最も基本となるモデルです。ディスプレイは無く、音声のみで操作します。7つのマイクが搭載され、360°から音声を拾えます。
米AmazonでAmazon Echo(アマゾン エコー)に寄せれたレビュー数は76000件(2017年10月時点)を超えており、5段階評価のうち平均4.4以上の高評価を得ていることができます。
外部スピーカーと接続可能「Echo Dot(エコー ドット)」
Echo Dot(エコー ドット)はEcho(エコー)のスピーカー機能を最小限に抑えたモデルです。
外部スピーカーとの接続が可能です。Amazon Echoを「家のハイエンドのスピーカーと接続したい」という要望から生まれました。
米AmazonでAmazon Echo(アマゾン エコー)に寄せれたレビュー数は56000件(2017年10月時点)を超え、5段階評価のうち平均4.3以上の高評価を得てます。
外にも持ち運びができる「Amazon Tap」
「Amazon Tap」は、外への持ち運びを想定したスピーカーです。本体にタップすることでオン・オフを切り替えることができます。バッテリー充電式で、9時間連続使用可能です。充電しておけば、外に持ち出しても1日遊べます。充電ドックが付属してきます。
第2世代「Echo Plus(エコープラス)」
9月27日のシアトルのAmazon(アマゾン)本社にて行われた新製品発表で公開された「Amazon Echo」の新型モデルです。特に注目の新機能スマートホームデバイスをつなぐハブになるということと、Dolbyサウンドのサポートです。
ディスプレイを備えた「Echo Spot(エコースポット)」
Echo Spot(エコースポット)は丸型の形状で、全面にディスプレイを搭載したモデルです。音声での操作に加え、全面のディスプレイで次回答ありがとうございます。天気、気温、時間などの情報を確認できます。
- 展開カラー:ブラック、ホワイト
ディスプレイを備えた「Echo Show(エコー ショー)」
「Echo Show」はタッチディスプレイを搭載したモデルです。音声での操作はもちろんのこと、全面のディスプレイ上に天気、日付、時間などの情報も表示され確認ができます。
Echo Show同士でビデオ通話を行うことができます。指定した人であれば、着信を受けることなくいつでもビデオ通話を開始できる「Drop In」機能も備わっています。
ホームセキュリティや見守りなどに活用できます。
カメラ付き「Amazon Echo Look」
Amazon Echo Lookとは、カメラを搭載していて、撮影用高輝度LEDも備えたモデルです。カメラには、深度センサーを搭載し、背景をぼかすことができます。
Alexa搭載デバイスを「電話機」に変える「Echo Connect(エコー コネクト)」
「Amazon Echo Connect」(アマゾンエコーコネクト)は、Alexa搭載デバイスを「電話機」に変えるデバイスです。
Alexa搭載デバイスと組み合わせて使います。
詳細:Alexa対応デバイスを電話機に変える Amazon Echo Connect 発表!
Alexa Skill(アレクサ スキル)とは?
「Alexa Skill(アレクサ・スキル)」とは、Alexaに対応したスマートスピーカーで動作するアプリのようなものです。
スマートフォンに色々なアプリを追記できるように、スマートスピーカーでは「スキル」追加することができます。
Alexaスキルの作成は、一部パートナー企業が事前に開発。
また、ハードウェアメーカーはAlexa対応製品の開発が可能に。
Alexa Skills Store(アマゾン スキル ストア)とは?
「Alexa Skills Store(アマゾン スキル ストア)」とは、「Alexaスキル」をダウンロードできるサイトです。
審査を経て公開された、Alexaスキルが数を多く公開されています。
Amazon スキル ストア(アメリカ)
Amazon スキル ストア(イギリス)
Amazon スキル ストア(ドイツ)
開発者向けサービス「ASK」、「AVS」を日本市場でも展開
開発者向けサービスの
- 開発者用のアプリ制作キット「Alexa Skills Kit(ASK)」
- 自然言語応答サービス「Alexa Voice Service(AVS)」
を日本市場でも展開予定です。
以下の企業が日本で「スキル」を開発、提供を予定しています。
- NTTドコモ
- クックパッド
- KDDI
- 積水ハウス
- ソフトバンク
- 日本放送協会(NHK)
- 東日本旅客鉄道
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- ヤフー
- リクルートホールディングス
以下の企業が日本でのAlexa対応製品の発売を計画しています。
- アンカー・ジャパン
- HTC
- オンキヨー
- ハーマンインターナショナル
ブラウザからAlexaを試せる「Alexa Skill Testing Tool」
「Alexa Skill Testing Tool」を使うと、WEBブラウザからAmazon Alexa の音声コマンドを試すことができます。
「Alexa Skill Testing Tool」を使うには、Amazonのアカウントが必要です。
詳細:Amazon Echoが無くても出来る! ブラウザからAlexaの音声認識を試せる「Alexa Skill Testing Tool」
さいごに
Googleの開発した人口知能「Googleアシスタント」を搭載した、スマートスピーカーが10月上旬日本にも上陸します。
参考:スマートスピーカー「Google Home」「Google Home Mini」日本発売へ
今後、日本でもAIスピーカー市場は広まりそうです。
AIスピーカー比較 「Google Home」 「Amazon Echo」「Clova WAVE」「 onkyo VC-FLX1」「東芝 TH-GW10」