DJI、プロ向け空撮用 Super 35mmデジタルシネマカメラ「ZENMUSE X7」を発表

DJIが、プロ向けに最適化された世界初の空撮用、Super 35mm デジタルシネマカメラ「ZENMUSE X7」を発表しました。Zenmuse X7は、2017年11月下旬よりDJI公式オンラインストアおよびDJI認定ストア、DJI プロダクト取扱店にて発売予定。

ZENMUSE X7

  • Zenmuse X7:349,800円(税込)
  • 焦点距離16mm、24mmおよび35mmのレンズ:168,400円(税込)
  • 50mmのレンズ:155,400円(税込)
  • 4つのレンズが全て入ったZenmuse X7 prime lens combo :548,000円(税込)

ZENMUSE X7の特徴

  • Inspire 2 互換性
  • S35センサー
  • 6K CinemaDNG5.2K Apple ProRes
  • 14ストップのダイナミックレンジ
  • 24 MP静止画

プロフェッショナル向けドローン「DJI INSPIRE 2」に搭載可能

ZENMUSE_X7-2

プロフェッショナル向けドローン「DJI INSPIRE 2」に搭載可能です。DJI Inspire 2に搭載した場合の最大飛行時間は約23分です。

より自由になった表現範囲

Zenmuse X7は、「Super 35mm」映像センサーを搭載し、14ストップのダイナミックレンジを実現しています。そのため、低照度条件下でも被写体の細部まで表現可能です。

カーボンファイバー製のため、軽量で耐久性

カーボンファイバー製のため、軽量で耐久性に優れ、DJI Inspire 2での空撮で高いパフォーマンスを引き出します。

Zenmuse X7はドローン搭載カメラとしては高解像度で撮影が可能です。6K Wineman RAWまたは5.2K Apple ProResは最大30fpsで、3.9K CinemaDNG RAWまたは2.7K Apple ProResは最大59.94fpsで撮影可能

広がる映像のポテンシャル

Zenmuse X7は、世界初の専用空撮マウントシステムDJI DLマウントを採用し、単焦点レンズに最適化された超短のフランジバックを実現しています。焦点距離16mm、24mm、35mm、50mmの各レンズが使用でき、それぞれ開放F値はF/2.8です。

16mmレンズには、ND 4フィルターが内蔵され、さまざまなシーンに合わせた撮影設定を可能にします。また、24mm、35mm、50mmの各レンズには、メカニカルシャッターが搭載されています。

 

最適化されたポストプロダクションワークフロー

Zenmuse X7に搭載されたDJIシネマカラーシステム(DCCS)は、映画やTV番組、CM、ドキュメンタリーなど、あらゆる撮影現場で有用なツールとして活躍します。

DCCSは、新しいD-LogカーブとD-Gamut RGBカラースペースにより、ポストプロダクションのプロセスでの柔軟性と色空間の向上に貢献しています。

Source:DJI、プロ向けに最適化された世界初の空撮用Super 35mmデジタルシネマカメラ「ZENMUSE X7」を発表