旧タイプのiMacを使っていて、「iMacの起動が遅い」「アプリの起動・動作が遅い」「ファイルを開いたり、保存に時間がかる」という時にiMacを買い換える前に検討したいのが、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)の導入です。
SSDとは、HDD(ハード・ディスク・ドライブ)と比較して高速・静かな記憶装です。SSD化することで、ファイルの読み出し・書き込みが速くなり、OSの起動やアプリの動作を高速化できます。
目次
- 1 MacのSSD化とは?
- 2 SSD化のメリット
- 3 旧Macを外付けSSDで高速化する方法の種類
- 4 サクサク動作! 旧Macを外付けSSDで高速化する方法
- 5 おすすめの内蔵型SSD
- 5.1 マイクロン Crucial(クルーシャル)2.5インチ 内蔵型SSD MX500 250GB・500GB・1TB・2TB
- 5.2 Samsung(サムスン) 2.5インチ 内蔵型SSD 860EVO 250GB・500GB・1TB・2TB・4TB
- 5.3 Samsung(サムスン) 2.5インチ 内蔵型SSD 860PRO 256GB・512GB・1TB・2TB・4TB
- 5.4 Western Digital(ウエスタンデジタル) 2.5インチ 内蔵型SSD WD Blue 3D
- 5.5 250GB・500GB・1TB・2TB
- 5.6 SanDisk(サンディスク) 内蔵型SSD Ultra 3D 250GB・500GB・1TB・2TB
- 6 SSD Amazon・楽天 売上げランキング
MacのSSD化とは?
高速なSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)を後付け
MacのSSD化とは、高速なSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)を後付けし、Macをインストールすることです。
SSD | HDD | |
---|---|---|
容量 | ◯大きい | ◎とても大きい |
読み書き | ◎超高速 | ◯速い |
静音性能 | ◎とても静か | △ある |
消費電力 | ◎小さい | △ある |
価格 | △高い | ◯安い |
耐衝撃 | ◎とても強い | ◯普通 |
SSD化のメリット
SSD化のメリット
- HDD(ハードディスクドライブ)に比べて高速に動作する
旧Macを外付けSSDで高速化する方法の種類
方法1:iMacを分解し、HDDからSSDを換装する方法
- Macの買い替えに比べたら低コスト
- 外部機器が増えない
- 分解のため手間、時間がかかる
- Appleの保障がきかなくなる
方法2:iMacを分解せずSSDを追加
- Macの買い替えに比べた低コスト
- 簡単に作業できる
- 違うMacでも同じ環境で利用できる
- 分解のリスクがない
「Thunderbolt」ポートに接続する方法と「USB3.0ポート」を使う方法があります。
- Thunderboltポートを使う場合:アダプタ+内蔵型SSD
- USB3.0ポートを使う場合1:内蔵型SSD+SSDドライブケース
- USB3.0ポートを使う場合2:ポータブルSSD
サクサク動作! 旧Macを外付けSSDで高速化する方法
1.iMacの機種を確認
iMacの機種を確認し、ポートを確認します。「自分の使っているiMacの機種が分からない」という場合には、次の手順で確認できます。
関連記事:iMac 型番・機種・モデル名・シリアル番号の調べ方
2「ポータブルSSD+ケーブル」もしくは「内蔵型SSD + SSDケース+ケーブル」を準備
「ポータブルSSD+ケーブル」もしくは「内蔵型SSD + SSDケース + ケーブル」を準備します。
「ポータブルSSD+ケーブル」
「内蔵型SSD + SSDケース+ケーブル」
3.接続
内蔵型SSDをSSDケースにいれ、ケーブルでMacに接続します。
4.SSDを初期化
「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ディスクユーティリティ」から初期化します。
5.SSDにMacOSをインストール
Apple StoreからMacをダウンロードしSSDにインストールします。
「macOS Mojave」をMac App Storeで
6.SSDデータを移す
必要なデータをSSDに移します。
7.外付けSSD側からmacOSを起動
「Optionキー」を押したままMacの電源を入れると起動ディスクの選択画面が表示されます。この中からSSDを選択します。
おすすめの内蔵型SSD
必要なデータ容量は使い方により人ぞれぞれにですが、1TB以上をある方が余裕を持って使えます。
様々なメーカーからSSDが発売されていますが、「Samsung(サムスン)」「WESTERNDIGITAL(ウエスタンデジタル)」「SanDisk(サンディスク)」「マイクロン」の4社のシェアが大きく安心して利用できます。
マイクロン Crucial(クルーシャル)2.5インチ 内蔵型SSD MX500
250GB・500GB・1TB・2TB
- 5年間保障
データ容量ラインナップは250GB・500GB・1TB・2TBの4種類です。5年間保障があるので、長期間安心して利用できます。
容量ラインナップ | 250GB・500GB・1TB・2TB |
シーケンシャル読取り(最大) | |
シーケンシャル書込み(最大) | |
ランダム読取り(最大) | |
ランダム書込み(最大) |
Samsung(サムスン) 2.5インチ 内蔵型SSD 860EVO
250GB・500GB・1TB・2TB・4TB
使いこんでも安定した転送速度をキープ
- 5年間保障
SSDでNo1のシェアを持つ「Samsung(サムスン)」。容量を使い切っても安定した転送速度をキープします。データ容量のラインナップは、250GB・500GB・1TB・2TB・4TBの5種類です。
容量ラインナップ | 250GB・500GB・1TB・2TB・4TB |
シーケンシャル読取り(最大) | |
シーケンシャル書込み(最大) | |
ランダム読取り(最大) | |
ランダム書込み(最大) |
Samsung(サムスン) 2.5インチ 内蔵型SSD 860PRO
256GB・512GB・1TB・2TB・4TB
トップクラスの転送スピード
「Samsung 860EVO」よりも高くスペックの「Samsung 860PRO」。データ容量のラインナップは、250GB・500GB・1TB・2TB・4TBの5種類です。5年間保障があるので、長期間安心して利用できます。
- 5年間保障
容量ラインナップ | 250GB・500GB・1TB・2TB |
シーケンシャル読取り(最大) | |
シーケンシャル書込み(最大) | |
ランダム読取り(最大) | |
ランダム書込み(最大) |
Western Digital(ウエスタンデジタル) 2.5インチ 内蔵型SSD WD Blue 3D
250GB・500GB・1TB・2TB
ハードディスク、SDカード大手の「WESTERNDIGITAL(ウエスタンデジタル) 」。SSDでも信頼性の高い製品で人気を集めています。データ容量のラインナップは、250GB・500GB・1TB・2TBの4種類です。
- 5年間保障
容量ラインナップ | 250GB・500GB・1TB・2TB |
シーケンシャル読取り(最大) | |
シーケンシャル書込み(最大) | |
ランダム読取り(最大) | |
ランダム書込み(最大) |
SanDisk(サンディスク) 内蔵型SSD Ultra 3D
250GB・500GB・1TB・2TB
SDカードでお馴染みの「SanDisk(サンディスク)のSSD。データ容量のラインナップは、250GB・500GB・1TB・2TBの4種類です。5年間保障のがあるので、長期間安心して利用できます。
- 5年間保障
容量ラインナップ | 250GB・500GB・1TB・2TB |
シーケンシャル読取り(最大) | 550 MB/秒 |
シーケンシャル書込み(最大) | 525 MB/秒 |
ランダム読取り(最大) | 95K IOPS |
ランダム書込み(最大) | 81K IOPS |
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