CMでも目にする機会の多くなった「格安SIM・格安スマホ」。
格安SIM・格安スマホを使えば、大手携帯電話キャリア(ドコモ・au・ソフト)と比べて月々の支払いを半額以下に抑えることができます。
「名前は聞いたことあるけど正直よくからない」
「そもそも格安SIMって何?」
「MVNOって何?」
「本当に安くなるの?」
「なぜ安くなるの?」
「どんあ格安SIM・スマホがおすすなの?」
「今のスマホ端末はそのまま使えるの?」
という疑問にお答えします。
目次
キャリアとMVNOの違い
大手通信キャリア
大手通信キャリアとは、ドコモ・au・ソフトバンクの3社を指します。
MVNOとは?
MVNOとは、「Mobile Virtual Network Operator」の略で、日本語では、「仮想移動体通信事業者」と言います。
大手携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から回線をかりて、低価格で「データ通信(インターネット)」、「音声通話サービス」を提供しているサービスを指します。
メリット・デメリット比較
キャリア | MVNO | |
料金 | △ | ◎ |
通信速度 | ◎ | ◯ |
サポート | ◎ | ◯ |
選び方
- 大手の安心した通信・サービスを使いたい→キャリアがおすすめ
- スマホ料金を安くしたい→MVNOがおすすめ
格安SIM・格安スマホのよくある初心者の疑問
Q.MVNOとは?
MVNOとは、「Mobile Virtual Network Operator」の略で、日本語では、「仮想移動体通信事業者」と言います。
大手携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から回線をかりて、低価格で「データ通信(インターネット)」、「音声通話サービス」を提供しているサービスを指します。
Q.今の電話番号はそのまま使えるの?
→携帯電車会社を乗り換えたときにも電話番号 を引き継ぐことができる「携帯電話番号ポータビリティー(MNP)」を使うことができます。
Q.今使っている端末は使える?
→キャリアで使っていたほとんど端末(iOS/Android)で、MVNOでもそのまま使えます。
ただし、一部非対応の端末あるため、会社のサイトで事前確認が必要です。
Q.いくら安くなるの?
→キャリアと比較すると、およそ半額以下の料金になります。
Q.なぜ安くなるの?
→大手通信キャリアでは、莫大な設備投資・店舗費用・広告宣伝費をかけています。「MVNO」は、店舗にコストをかけず、広告宣伝費も最小限の抑えています。
Q.電波(エリア)は届くの?
→格安SIM・スマホは、大手携帯キャリア(AU、ドコモ)から借り受けた通信網を使っています。そのため大手キャリアを同じエリアの安定した通信ができます。
Q.通信は遅くならないの?
大手携帯キャリア(ドコモ・au・ソフト「バンク)とほとんど変わりません。
混雑する時間帯(12〜13時間)は遅くなる場合があります。
Q.おすすめの乗り換えタイミングは?
→キャリアの2年縛りの契約更新月の2ヶ月間が解約料がかからずベストタイミング。
半額以上安くなるので、契約料がかかったとしても早めの乗り換えた方がトータルではお得。
Q.スマホが使えない空白期間はあるの?
→ほぼありませんSIMカードが送られてきます。mineoのSIMカードをスマホに差し込み設定するとMNP(乗り換え)が完了し使えるようになります。
Q.保存データやアプリの引き継ぎ手続きは必要?
→いま、使っている端末をそのまま持ち込んで使う場合、保存データやアプリの引き継ぎ手続きは必要ありません。
Q.利用開始方法は?
→基本的には、各社のホームページから申し込みます。家電量販店、直営店舗で受付申し込みできるMVNOもあります。
Q.乗り換えに費用がかかるの?
乗り換え時、
- キャリア側へは、「契約解除料(更新月以外の場合)」「端末代の分割払いの残金」「NMP転出」
- MVNOへは、「SIMカード発行」「スマホ端末代(購入する場合)」
などの費用が必要です。
▽ドコモ→マイネオへの乗換料金例(1回線分)
ドコモ | ||
---|---|---|
ドコモの契約解除料 ※更新月以外で解約場合 |
10,260円 | |
MNP転出手数料 | 2,100円 | |
エントリーパッケージ | エントリーパッケージ購入費用 | 462円 |
マイネオ | マイネオ契約事務手数料 ※エントリーパッケージ使用 |
0円 |
SIMカード発行料:ドコモプラン(Dプラン) | 368円 | |
デュアルタイプ:3G | 1,728円/月 | |
「mineoでんわ 10分かけ放題 」 | 918円/月 | |
初期費用合計 | 13,190円 | |
月額 | 2,646円/月 |
格安SIMのメリット・デメリット
格安SIM・スマホのデメリット
- クレジットカード決済のみのところが多い
- キャリアが提供するサービスが使えない
- キャリアメールが使えない
- LINEでID検索ができない
- 家族割や通話定額プランが少ない
- iPhoneなど一部機種でテザリングが使えない
- 通信速度が遅くなりやすい
- 故障したときのサポートが不十分
- 乗り換えたあと自分で初期設定が必要
- 回線と端末の相性など初心者にはややこしい
クレジットカード決済のみのところが多い
ほとんどの、MVNOで支払い方法は、クレジットカード決済のみです。
キャリアが提供するサービスが使えない
キャリアが提供するサービスが使うことができません。
キャリアメールが使えない
キャリア | キャリアメール |
ドコモ | @docomo.ne.jp |
au | @au.com/@ezweb.ne.jp) |
ソフトバンク | @softbank.ne.jp |
MVNOでは、キャリアメールを使えません。ただし、今では「キャリアのメールアドレスが無いと絶対に困る!」という場面も少ないため、フリーメール(Gmail・Yahooメール)やLINEで代替すればOKです。
LINEでID検索ができない
LINEでID検索ができません。
家族割や通話定額プランが少ない
キャリアと比較すると家族割や通話定額プランが少ないです。
ただし、キャリアの家族割以上に大幅に安くなります。
iPhoneなど一部機種でテザリングが使えない
iPhoneなど一部機種では「テザリング」機能が使えません。
通信速度が遅くなりやすい
ランチタイム(12〜13時)は回線が混み合うため、キャリアと比較すると通信が遅くなる傾向があります。
メール、Web検索、SNSなど、ライトな使い方をするほとんどスマホユーザーにとっては、体感上はキャリアと大差ありません。
サポートが不十分
キャリアのように「ショップ駆け込みさえすれば全てなんとかなる」とはいきません。
困ったことがあっても、大抵のことは検索で調べればわかるため、自分で調べて解決できる人にとっては大きな問題ではありません。
初期設定が面倒
キャリアと違いMVNOでは、基本的には初期設定を自分で行う必要があります。
「MNP切り替え(電話番号を引き継いて使う設定)」「ネットワーク設定(APN設定)」など、初心者にとっては馴染みのないキーワードが並びます。
サイトにアクセスし、フォームに文字入力したらポチポチしていくだけなので、マニュアルにそって行えばOKです。
格安SIM・スマホのメリット
- 料金が安い
- 年縛りがない
料金が安い
格安SIM・スマホの最大のメリットは、キャリアと比べて大幅に料金が安いことです。
キャリア8000円 → 格安SIM 2700円 程度まで安くなります。
2年縛りがない
キャリアでは2年間の契約更新期間があり、更新月(2ヶ月間)以外では、1万円程度の違約金がかかります。
MVNOでは”2年縛り”がなく気に入らない場合、解約も簡単です。
格安SIMを選ぶポイント
- 速度
- 価格
- 追加サービス
キャリアから格安SIMへ乗り換える時の注意
キャリアの2年縛り違約金
キャリアの2年縛り違約金
スマホ端末代を分割払いにしている時、一括精算
キャリア | |
ドコモ | |
au | 残額の一括精算 |
ソフトバンク |
キャリアでスマホ端末を買った場合、分割払いにしている時、一括精算が必要です。
NMP転出手数料
大手キャリアから携帯電話番号を引き継いて乗り換える場合、「NMP転出手数料」が必要です。
キャリア | NMP転出手数料 |
ドコモ | 2,000円 |
au | 3,000円 契約後翌々請求月末までのMNP転出の場合:5,000円 |
ソフトバンク | 3,000円 |
ポイントサービスを使い切る
各キャリアは月々の支払いに応じて貯めるポイントサービスを提供しています。
格安SIMに乗り換える前に別サービスに交換するか、消費しておきます。
キャリア | ポイントサービス |
ドコモ | dポイント |
au | WALLET ポイント |
ソフトバンク | Tポイント |
MVNOの格安SIM・格安スマホ比較23社
詳細:MVNOの格安SIM・格安スマホ比較23社【2018最新版】