- 最大2万円までのキャッシュレスでの決済や入金で、25%の5000円分のポイント
- 対象キャッシュレス決済サービスから1つ選びポイントを受け取り
- 2020年9月から2021年3月まで実施予定
- マイナンバーカードの交付率の向上が目的
目次
マイナンバーカード所有で最大5000円分のポイント付与へ
「マイナンバー(個人番号)カード」所有者対象のポイント制度
政府は2019年11月19日、「マイナンバー(個人番号)カード」の所有者を対象に買い物で使えるポイントを付与する新しい制度の方針を固めました。
2020年9月から2021年4月までの7か月間、実施される見通しです。
政府は関連する費用として来年度予算案に2000億円を超える額を計上する方向で調整中です。
最大2万円までのキャッシュレスでの決済や入金で、最大25%の5000円分のポイント獲得
1人当たり最大2万円までのキャッシュレス決済の利用に対して、25%にあたる最大5000円分のポイントを付与する予定。
対象キャッシュレス決済サービスから1つ選びポイントを受け取り
利用者は、制度に参加するキャッシュレス決済サービスの中からあらかじめ1つを選んで登録してポイントを受け取る仕組み。
現時点(2019年11月19日)で計12の決済サービスが参加する意向を示しています。
電子マネー
- JR東日本のSuica
- イオンのWAON
など
スマホ決済
- PayPay
- LINEペイ
- 楽天ペイ
など
マイナンバーカードの普及と、キャッシュレス決済還元事業終了後の個人消費の下支えが目的
消費税率の引き上げに伴って導入された「キャッシュレス決済 ポイント還元事業」は、2019年6月に終了します。その後のマイナンバーカードの普及と、個人消費の下支えが目的です。
キャッシュレス・ポイント還元事業とは?
2019年10月1日から2020年6月末までの間、対象店舗で、電子マネー/プリペイドカード、クレジットカード、デビッドカード、スマホ決済で支払うと最大で5%のポイント還元を受けられる制度
なお、マイナンバー(個人番号)カードの普及率は、現在15%程度にとどまっています。
マイナンバー(個人番号)カード
マイナンバーカードとは?
マイナンバーカードは、申請により無料で交付されるプラスチック製のICチップ付きカードです。
カードの表面には本人の顔写真と氏名、住所、生年月日、性別を記載。本人確認の身分証明書として利用できます。
カードの裏面にはマイナンバーを記載。税・社会保障・災害対策の法令で定められた手続きを行う際の番号確認に利用できます。
マイナンバーカードの申請方法
マイナンバーカードの申請方法は4とおりです。
- 郵送による申請:
マイナンバーカードの交付申請書にご本人の顔写真を貼り、送付用封筒に入れて郵便ポストへ
郵送による申請 - スマートフォンによる申請:
スマートフォンで顔写真を撮影し、所定のフォームからオンラインで申請
スマートフォンによる申請 - パソコンによる申請:
デジタルカメラで顔写真を撮影し、所定のフォームからオンラインで申請
パソコンによる申請 - まちなかの証明写真機からの申請:
申請書を持参して、申請可能な証明写真機で顔写真を撮影して申請
マイナンバーカードの受け取り方法
原則として、市区町村窓口で受け取ります。
マイナンバーカード交付申請後、市区町村から「交付通知書」が送付されます。
交付通知書に記載された交付場所に、「交付通知書と通知カード」「本人確認書類」を持参し、マイナンバーカードを受け取ることができます。
関連:マイナンバーカード交付申請 – マイナンバーカード総合サイト