ゆうちょ銀行、デビット・デビットカード「mijica」で332万円の不正送金被害

ゆうちょ銀行は2020年9月23日、デビットカード・プリペイドカードの「mijica」で、貯金を不正に引き出され送金されるなどの被害が332万円確認されたと発表しました。

8月8日から9月15日にかけて何者かがゆうちょ銀行に口座を持つ人になりすまし、mijica専用サイトに不正アクセスし、貯金やカードにチャージ残高を別の名義のカードに送金していたとのこと。

これまで確認できている被害者は54人で、被害額は332万2000円に上るということです。

デビットカード・プリペイドカード「mijica」会員がおよそ20万人。ゆうちょ銀行は9月16日からこのカードの送金機能を停止し被害の全額を補償するとしています。

 

デビット・デビットカード「mijica」

ゆうちょ銀行が発行する、Visaブランド付きのプリペイドカード・デビットカード。世界中のVisa加盟店で利用可能。デビットカードとしてもプリペイドカードとしても使える便利なカードです。利用金額に応じて永久不滅ポイントもたまる。

なお、9月18日の時点でゆうちょ銀行の口座で確認された被害は、合わせて137件、2205万円と発表しています。

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