プログラミング教育用の小型ドローン Ryze Tech/DJIのTello(テロー)シリーズ。
Tello(テロー)シリーズには、専用アプリTello EDU アプリ(iOS/Android)が用意されています。
Tello EDU アプリでは、学習機能、課題テスト、ドローン操作、ブロックプログラミングができます。
本記事では、Tello EDU アプリ(iOS/Android)の基本的な使い方を解説します。
▼Tello EDU アプリ対応のドローン
DJI ドローン Tello ✓航空法規制対象外の200g未満 ✓子供でもスマホで簡単操作 ✓動画、写真撮影 ✓簡単プログラミング飛行 12,800円 詳しく |
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DJI ドローン Tello Boost コンボ ✓航空法規制対象外の200g未満 ✓子供でもスマホで簡単操作 ✓動画、写真撮影 ✓簡単プログラミング飛行 18,900円 |
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DJI ドローン Tello アイアンマン エディション ✓アイアンマン仕様 ✓航空法規制対象外の200g未満 ✓子供でもスマホで簡単操作 ✓動画、写真撮影 ✓簡単プログラミング飛行 16,900円 |
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DJI ドローン Tello EDU ✓プログラミング教育用ドローン ✓航空法規制対象外の200g未満 ✓子供でもスマホで簡単操作 ✓動画、写真撮影 ✓簡単プログラミング飛行 16,800円 |
目次
TELLO EDU アプリでできること
TELLO EDU アプリを使って出来ることことには、以下があります。
- トレーニングステーション(学習機能)
- 地球(課題テスト)
- ドローンの操作(フライト操縦モード)
- ブロック(ブロックプログラミング、シミュレーション)
Tello EDU アプリのダウンロードと起動
Tello EDU アプリは、iOS/Androidに対応しています。アプリの利用料金は基本無料です。
- 使っている端末に合わせて、App Stpre(iOS端末) または Google Play(Android端末)からダウンロードします。
TELLO EDU
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- 「すべてのTello EDUアプリの個人…」チェックを入れ、「同意する」をタップ
- 案内人”フォン・ダンダン”による説明が始まります。
- ホーム画面が表示されます。各メニューをタップするとそれぞれのモードに切り替わります。
TELLO EDU アプリの4つの機能
TELLO EDU アプリには、メイン機能は次の4種類です。
- トレーニングステーション(学習機能)
- 地球(課題テスト)
- コントローラー(ドローン操縦モード)
- ブロック(ブロックプログラミング、シミュレーター)
トレーニングステーション(学習機能)
トレーニングステーション(学習機能)メニューは、ステップバイスタップでブロックプログラミングを覚えていくための機能です。
トレーニングステーションには、全部で9つのトレーニングが用意されています。
- ワープ(はじまりのとき)
- さらに先へ(距離を調整)
- 障害物回避(ウォールを避けて)
- 上昇(空へ高く)
- 練習(復習)
- 着陸パッド(着陸パッドで起動)
- 発射(ルートを切り抜け)
- ドロップ(ドロップして爆破)
- 狙い撃て(回転)
トレーニングステーション(学習機能)
- ホーム画面の「トレーニングステーション」をタップして機能にアクセス。
- 使い方をステップバイステップで学習できます。「01 ワープ(はじまりのとき)」から順番にトレーニングをこなします。
- ナビゲーターの”フォン・ダンダン”による説明があります。
- 画面左のブロックエリアの「モーション」をタップします。
- 「離陸」をドラッグして「タップしてスタート」の底に持っていく
- 「前」のブロックをドラッグし「タップしてスタート>離陸」の底にもっていく
- 「タップしてスタート>離陸>前」の順になっていればOKです。「タップしてスタート」ボタンをタップします。
- ブロックでプログラミングしたとおりに、画面上のドローンが動きます。
- 成功すると「チャレンジ完了!」と表示されます。
- 「01 ワープ」が完了したら、同じ要領で「02 さらに先へ」「03 障害物回避」「04 上昇」と順番トレーニングをこなします。
地球(課題テスト)
地球(課題テスト)モードでは、応用問題をクリアしていく機能です。
地球(課題テスト)モードの起動
- ホーム画面から「地球」をタップ
- レベルをタップ
- 内容確認し、「開始」をタップ
ナビゲーター”フォン・ダンダン”による解説
ナビゲーター”フォン・ダンダン”による課題の説明が開始されます。
地球(課題テスト)モードの画面
課題がスタートします。
コントローラー(ドローン操縦)
コントローラー(ドローン操縦)は、Telloの操縦ができる機能です。
TELLO EDU アプリでは、ドローン搭載カメラの映像をスマホに映し出すことはできません。ドローンカメラを写したい場合TELLOアプリを使います。
TELLO EDU アプリ | TELLOアプリ |
☓ドローンカメラ映像は表示されない | ◯ドローンのカメラ映像が表示される |
ナビゲーター”フォンフォン・ダンダン”による解説
ホーム画面の「コントローラー」をタップするとナビゲーター”フォンフォン・ダンダン”による解説が始まります。
操縦モード「モード2」と「モード1」
操縦画面には、「モード2」と「モード1」があり、画面右上をタップするとモード切り替えができます。
画面中央部のボタンをタップするとフリップ(空中アクロバット)ができます。
スマートフォンに内臓されているジャイロセンサー(傾き検知センサー)を使って操縦することもできます。
▼モード2
▼モード1
ブロック(ブロックプログラミング)
ブロックメニューは、ブロックプログラミングができる機能です。
タップ操作で様々な機能をもった”ブロック”を組み合わせ、ゲーム感覚でドローンプログラミングができます。プログラミングと言っても複雑なコードを書く必要はありません。
ブロックプログラミング完成したら、Telloと接続し飛ばすことができます。
また、実際にTelloとは接続せずにアプリ上だけでシミュレーションすることもできます。
Telloに搭載された「温度センサー」、「気圧計」、「高度計」のセンサートリガーとしたプログラミング飛行も可能です。
ブロック(ブロックプログラミング)の起動
ナビゲーター”フォン・ダンダン”による解説
ホーム画面の「ブロックプログラミング」メニューをタップすると、ナビゲーター”フォン・ダンダン”による解説が開始します。
ブロックプログラミングの編集画面
シミュレーター
作成したプログラミングは、実際にTelloとは接続せずにアプリ上だけ動きをシミュレーションすることもできます。
- ブロックプログラミング画面でシミュレーターを起動します。
- 画面左側の「ブロック」を「タップしてスタート」の下につなげていき、完成したら「タップしてスタート」をタップするとシミュレーションできます。
Ryze Tech/DJI ドローン Telloシリーズ比較
DJI ドローン Tello 詳しく |
DJI ドローン Tello Boost コンボ |
DJI ドローン Tello アイアンマン エディション |
DJI ドローン Tello EDU |
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価格 | 12,800円 | 18,900円 | 16,900円 | 16,800円 |
重さ | 80g | 87g | ||
サイズ | ||||
動画撮影 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
静止画 | 500万画素 | 500万画素 | 500万画素 | 500万画素 |
操作 (スマホ) |
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操作 (Bluetooth コントローラー) |
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操作 (スマホVR ヘッドセット) |
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同梱品 | 機体 プロペラ プロペラガード バッテリー プロペラ取り外しツール |
機体 プロペラ プロペラガード バッテリー バッテリー充電ハブ Micro USBケーブル プロペラ取り外しツール |
機体 プロペラ プロペラガード バッテリー Micro USBケーブル プロペラ取り外しツール |
機体 プロペラ プロペラガード バッテリー Micro USBケーブル プロペラ取り外しツール ミッションパッド |
プログラミング 言語対応 |
Scratch |
Scratch |
Scratch |
Scratch Swift Python |
アプリ対応 TELLO, TELLO Hero, TELLO EDU |
TELLO TELLO EDU |
TELLO TELLO EDU |
TELLO Hero TELLO EDU |
TELLO TELLO EDU |
編隊飛行 | - | - | - | 編隊飛行 |