Vagrant のプラグイン vagrant-hostsupdater について。
目次
hosts(ホスツ)ファイルとは?
IPアドレスとホスト名の対応を記述したテキストファイルです。
DNSよりも、hostsの設定有線されます
ドメインを変更しないサーバー移転で、
DNS変更前にブラウザから移転先のデータをにアクセスすることができます。
Macのホスツファイルの場所
Macのホスツファイルの場所:/etc/hosts
Windowsのホスツファイルの場所
Windows 10のhostsファイル
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
Windows 8 / Windows 8.1のhostsファイル
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
Windows 7のhostsファイル
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
Windows Vistaのhostsファイル
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
Macでhosts(ホスツ)ファイルを開くには?
Macでhosts(ホスツ)ファイルを開く方法を設定します。
ターミナルを起動します。
ターミナルの場所:アプリケーション➔ユーティリティ➔ターミナル
ターミナルから以下コマンドを実行します。
sudo vim etc\hosts
※ターミナルに打ち込むときに「$」部分の記入は不要です。
すると、パスワードを聞かれるので、Macにログインするときに使うアカウントのパスワードを入力します。
sudo vim /etc/hosts
Password:パスワード入力
テキストエディタ「vim 」が開きます。
キーボードの「i」キーを押してインサートモードに切り替えます。
##
# Host Database
#
# localhost is used to configure the loopback interface
# when the system is booting. Do not change this entry.
##
7 127.0.0.1 localhost
接続情報を追加する場合
ファイルの一番下にIPアドレスとホスト名(ドメイン名)を入力します。
「control + C」
「:wq」で保存して主要します。
vagrant-hostsupdaterとは?
vagrant-hostsupdaterとは仮想環境構築のソフトvagrantのプラグイン(拡張機能)です。
Vagrant を起動時に設定ファイルVagrantfile に書いた接続情報をホストOS /etc/hosts に設定してくれます。
仮想マシンにアクセスするときにホスト名から接続できるようになります。
仮想マシンを作成するたびに、/etc/hosts を開いて、ドメインや ip アドレスを設定する手間が省けます。
vagrant-hostsupdater をインストールする方法
vagrant-hostsupdater をインストールするには、ターミナルで以下のコマンドを実行します。
vagrant plugin install vagrant-hostsupdater
インストールできたか確認のために以下のコマンドを使います。
vagrant plugin list
vagrant-hostsupdater (1.0.2)
すると、vagrantにインストールされているプラグインが一覧で表示されます。
vagrant-hostsupdater のバージョン「1.0.2」がインストールされていることが確認できました。
vagrant-hostsupdater の使い方
設定ファイルVagrantfileに接続情報を記入します。
仮想マシンのディレクトリの移動してから、以下コマンドを実行。
vim Vagrantfile
仮想マシンを起動します。
vagrant up
vagrant hostmanagerを実行します。
vagrant hostmanager
ゲストOSの/etc/hostsにVagrantfileの接続情報が書き込まれます。
vagrant up時に自動的にhosts設定
Vagrantfileに以下を追記すると、vagrant up時に自動的にhosts設定してくれます。
config.hostmanager.manage_host = true