2017年9月30日にiOS11がリリースされました。iOS11では、様々な新機能が追加されています。(参考:iPhone iOS11 新機能まとめ)
iPhone/iPad単位で操作動画を記録できる機能「画面収録」です。iPhone/iPad での画面操作やアプリの操作も動画として録画することができます。
目次
iOS 11 新機能 「画面録画」とは?
iOS 11 新機能 「画面収録」とは、iPhoneの操作を動画として記録できる機能です。これまでも、iPhone/iPadとMacを接続して「QuickTimePlayer」を使って動画を撮ることは可能でした。(参考:Macでiphoneの画像キャプチャする方法)
今回のiOS11へのアップデートにより、Macと接続しなくてもiPhone/iPad単体で操作動画を記録できるようになりました。
iOS11 新機能 「画面収録」の設定方法
「画面収録」機能を使うためには、事前の設定が必要です。以下の手順で設定します。
画面収録の設定方法
「設定」→「コントロールセンター」→「コントロールをカスタマイズ」→「画面収録」の順でタップします。
画面収録の開き方
iPhoneの下端から上にスワイプし、コントロールセンターを呼び出すと「録画収録」ボタンが追加されています。
iOS11 新機能 「画面収録」使い方
「画面収録」使い方を説明します。
画面収録機能はコントロールセンターの中にあります。
画面収録の開始
録画中
画面収録の停止
不要なコントールセンターの画面を削除
撮影スタート時と終了時にコントールセンターを開くため、収録した動画内にコントールセンターの画面が残ってしまいます。不要な部分なので、動画の編集機能で削除します。
撮影動画の共通方法 Youtube、ツイッター、Facebook、インスタ
撮影した画面の動画は共通することができます。Youtube、ツイッター、Facebook、インスタなどのSNSにもアップロードしたり、LINEに動画添付して送ることもできます。
音声を録音する方法
画面と合わせて、音声も録音することができます。「画面収録」ボタンを長押しし、マイクをタップします。
録画動画の保存場所
収録した操作動画は、「写真」アプリに保存されます。カメラアプリを使用して録画したときと同様に編集、共有もできます。
動画の保存形式はMP4ファイルです。
2019年9月20日にリリースされたiOS13では、新機能の1つとして、「写真」アプリの表示が見やすく、わかりやすくなりました。
iPhone画面録画機能で撮影した動画は、写真アプリの「アルバム」の「画面収録」に保存されます。
画面録画中に通知と操作音を録画・録音しないためには?
iPhoneの画面録画中に「通知」や「操作音」が入ってしまい撮り直しなってしまうことを避ける方法を解説します。
設定アプリで「おやすみモード」中、通知を「常に知らせない」に設定します。録画中に通知をオフにするには、「おやすみモード」に設定します。
コントールセンタから「おやすみモード」を設定します。
iPhoneとMacを接続してQuickTimePlayerで操作動画を撮る方法
iPhone単体で操作録画する方法を紹介しました。
Macに標準インストールされている、「QuickTimePlayer」で操作動画を撮ることができます。
の詳しい手順は、Macでiphoneの画像キャプチャする方法を参考にしてください。
「画面収録」でLINEの音声を録音する方法
次に手順で 「画面収録」でLINEの音声を録音することができます。
- 画面収録の「マイクオーディオ」設定を「オン」にする
- LINEの「設定>通話>iPhoneの基本通話と統合」は「オフ」にする
- イヤホンを接続する
- LINE通話開始後に、画面収録を開始する
iOS 11 「画面録画」ができない時の対応方法
画面録画ボタンを押し、3、2、1と表示された後録画が始まらない場合、「画面収録」がオフになっている可能性があります。
この場合、「設定」>「一般」>「機能制限」で「画面収録」の設定をオンにします。
まとめ
- iOS11 では iPhone単体で画面の動画撮影ができる「画面収録」機能が加わった
- 録画した動画は「写真」アプリに保存される
- iPhoneとMacを接続してQuickTimePlayerで操作動画を録画できる
iPhone単体で手軽に動作撮影ができるようになったことで、SNS、Youtubeにゲームアプリなどの動画投稿するユーザーがもっと増えそうですね。
画面収録以外にも様々な機能が追加されています。他の新機能は、iPhone iOS11 新機能まとめからチェックしてください。