声で掃除！Amazon Echoでルンバを操作する方法 対応機種と設定方法

部屋はキレイに、生活も変わった！

結局は高いオモチャだよなーと思ってたのですが、今度のルンバは今までとは全然違う！という評判を聞いて、
12万という金額にやや引きながらも思い切って購入してみました。
ルンバに手を出さなかった理由の一つが、フローリング、カーペット、ラグの段差、境目のノンスリップ、
襖の敷居などをちゃんと乗り越えられるのか心配だったというのがありますが、
買ってビックリ案外大きくてしっかりしたタイヤになってました。このタイヤが自重で沈み込むシステムで、
1cm程度の段差は難なく乗り越えられるというワケでした。

自宅は3LDKですが、フローリングはもちろん、その上のラグにもガンガン乗り上げ、
ラグの端の房を巻き込む事もなしに隅々まで掃除してくれます。巻き込んだ場合、
ブラシが逆回転して巻き込みを解消してくれるのだそうです。
本体の「CLEAN」ボタンを押せばすぐに掃除を開始してくれますが、スマホにアプリをインストールすることで
外出先からでも掃除の開始、停止が出来るほか、スケジュールの設定も行えます。
また、外出先からルンバのステータスの確認も可能です。

従来のルンバとは挙動も違うとの事で、今回初めて取り付けられたという上面のカメラで部屋をマッピングし、
壁に近づくとスピードを落として勢いよくガツガツぶつからないようになっています。
もっともカメラが付いてマッピングして、と言ってもそのカメラの画像をユーザが見たり、
部屋のどのあたりを掃除しているかの確認等は出来ません。
最初、スマホのアプリで見られるのかと思いましたがそういう機能は無いようです。
センサーで段差も監視しており、階段などからルンバが落ちる事もありません。
ちょっとドキドキしながら見守っていましたがちゃんと段差で引き返してました。

肝心の掃除機能ですが、かなりキレイにしてくれる印象です。
最初に起動したときは途中でダストボックスが一杯になってしまい、二回掃除するハメに。
キレイなつもりでも案外汚れていたようです。実際家族も「あれ、キレイになったね！」との感想。
たまに掃除し損ねる場所もありますが、定期的に掃除することで平均的にキレイになっていきます。
また「え、そこまで入っていくの！？」と思うような家具の下まで果敢に攻め込んで行ってくれます。
おかげでなかなか掃除出来なかった部分まで片付きました。
ゴミが一杯になったらゴミ箱のマークが点灯するので、ダストボックスを外してフタを開け、
ポイするだけです。2日に一回程度の起動ですが毎回結構入ってて嬉しくなります。

注意点としては
●カメラで見ているのもあるのでしょうけど、暗いと掃除してくれない場所があるようです。
日が落ちる前に掃除してもらいましょう。
●掃除が終わったらドックに自分で戻るのですが、ドックのコードをルンバがひっかけたりすると
ドックが動いてしまい帰る場所がわからなくなるようなのでドック本体やコードはちゃんと固定しましょう。
ルンバは掃除中はドックには近づかないようになっています。
●掃除してくれない場所があっても次の掃除の時にはちゃんと掃除しに行ってくれたりします。
●ホットカーペットのスイッチの上を走って勝手にオンオフしたりします。

普通こういう家電を買うと家族は便利さ、使いやすさなどを云々しますが、このルンバに関しては
「ご苦労さまねぇ」「名前をつけてあげなくちゃ」とすっかり家族かペット感覚。
家族のこういう反応を見ているとAIBOが壊れたときになんとか治してあげたいと思うユーザの気持ちがわかる気がします。
話題のペッパーくんを買うより実用的でお得かも。

最初はちょっと懐疑的だったルンバですが、今ではすっかり生活に溶け込んでいます。
ルンバが掃除しやすいように自分も部屋を整理整頓して買う前とは見違えました。
本末転倒といえばそうですが、ルンバのおかげで生活も変わったような気がします。
悩んでいる方は是非お試しあれ。12万と安くはないですが、見合う買い物だと思います。

今後はマッピング機能を使って洗面など水があってルンバに入って欲しくない場所を
スマホなどから設定出来れば便利かなと思います。
現在もバーチャルウォールという別パーツを入って欲しくない場所に置くことで制限は出来ますが、
やっぱり鬱陶しいですしね。

出典 部屋はキレイに、生活も変わった！（Amazonレビュー）

日々の掃除がほぼ手間いらずになるのは衝撃的かつ感動的です。上位機種である980との仕様差も実際使ってみるとほとんど感じません。掃除の手間の削減を考えるとこれほどコストパフォーマンスが高い電機機器も少ないと思う

2016年10月現在の最上位機種980の弟分として8月末に発売された製品です。
980との仕様差はいろいろメーカーサイトなどを参照していただくとして、使用感を書きます。

■ 利用状況
フロアリングのリビングダイニングの他、カーペット仕様の個室等あわせて約50平米を約1時間ほどかけて清掃しています。
操作はスマホアプリによって予約をして、1日1回決まった時間に作動するようにしています。清掃が終了すると自動的にホームベースに帰っています。
多少の段差は乗り越えることができます。なるべく床にはモノをおかないようにしていますが、家具や床に置いたものは器用に避けて清掃する様は見事です。高さが低いもの(2センチ弱程度)であれば十分に乗り越えられますし、うまくクリアできます。
電源コードなどのヒモ状のものも、ローラーの仕様により巻き込みなどはありません(巻き込みがないのは感心しました)。ただUSBケーブル/ライトニングケーブルのような細いケーブルはちょっと苦手なところがあるようで、そのような細いケーブルがぐちゃっと床の上にある場合などは少々てこずるようです(まぁ、床の上に放置しないようにしましょう)。

■ カーペット用ブースターはなくても十分に清掃できる
カーペットの上では吸引力が強力になるブースターが980は備えていますが、960にはありません。
当方の環境でもリビングの一部には毛足の長いラグを敷いていますが、ブースター無しでも十分に清掃ができています。
他の方のレビュの中にもブースターは切って使っているというものもありましたので、土足履きの欧米の環境と異なり、日本の使用環境では必要度は高くないのかもしれません。

■ バッテリ容量も十分
980と960との仕様差としてバッテリ容量の差から連続運転時間に違いがありますが、冒頭に書いたように当方の環境下では960の動作時間内で終了してしまっていますので、そこまでの容量が不要だと判断しました。
もっとも汚れがひどい場合や家具などの配置でルンバの稼働範囲が複雑な場合はその分時間を要しますので、清掃範囲は狭くなる可能性はあります。
また今後、バッテリ性能が落ちてきた場合等もあるかもしれませんが、いずれにせよ途中バッテリが切れそうな場合は、充電に戻るそうなので対応できるのではないかと思っています。

■　四角の清掃能力は問題にするような点ではないと感じます
日本のメーカーのロボット掃除機が売りにしている要素として、小回りが効くので四角の掃除残しが少ないという点がありますが、実際にルンバを使用してみて思うのは、四角にゴミが残る残らないといった点は正直、まさに重箱の隅をつつくような差でしかないように思います。
確かに純粋に部屋の四角であれば本体が入るスペース＋ブラシが届く範囲ということになりますが、実際には気になるような掃除残しはないです。
むしろダイニングテーブルの椅子の足が複雑においてある場所の清掃など、清掃のアルゴリズムがもろに影響するような場所の清掃能力のほうが大事なように思います。

■　スマホアプリは便利
もちろん本体のスイッチを直接操作することでも使うことができるのですが、本製品(＋980)の真価を表すのはスマホアプリ経由での操作だと思います。
スマホはAndroidとiOSデバイスに対応しています。
屋内のWi-FI経由でルンバに接続することで、稼働スケジュールやメンテナンス、清掃実績のログ参照などができます。外出先から稼働させたり参照することも可能です。

■ 総じて
オススメです。これほど掃除に時間をかけていたのかと実感させてくれるくらいに楽になります。
仕様厨の人は980との差が気になるかもしれませんが、ここまで書いたように980のほうがよかったかな、と思う場面はありませんでした。

<<追記：2017/3/23>> 先頃、スマホアプリがバージョンアップして、日々の清掃記録について従来は清掃した面積は表示されていたのですが(例：XX 平方メートル)、平面図も表示されるようになりました。これで部屋の中のどこが掃除されたのかが一目瞭然になります。またルンバがどのように平面を捉えているかがわかるデータでもありますね。まさに欲しかった機能です。

出典 日々の掃除がほぼ手間いらずになるのは衝撃的かつ感動的です。上位機種である980との仕様差も実際使ってみるとほとんど感じません。掃除の手間の削減を考えるとこれほどコストパフォーマンスが高い電機機器も少ないと思う（Amazonレビュー）