【徹底比較】スマートスピーカー 「Google Home」「Amazon Echo」シリーズ比較

人口知能(AI)音声アシスタントを搭載し声だけで音楽再生、検索、家電操作ができる「スマートスピーカー」。

OK Google, 今日の天気は?
最高18℃ 最低気温12℃で雨でしょう。
アレクサ、今日の天気は?
スマートスピーカー 「Google Home」と「Amazon Echo」でできることの違いを比較紹介します。
 
  • 「「Google Home」と「Amazon Echo」違いは何?」
  • 「それぞれのできること・できないことは?」
  • 「対応の音楽配信サービスは?」
  • 「対応のスマートホーム家電は?」
 という疑問にお答えします。

AIスピーカー(スマートスピーカー)を販売・発表しているメーカー 一覧

始めて市場に「AIスピーカー」を投入したのは、Amazon。2014年にAmazon.comが米国で「Amazon Echo」を発売開始すると瞬き間にに爆発的な大ヒット商品となりました。現在米国のAIスピーカー市場でもっとも大きなシェア占めているのはAmazonです。

  • Amazon(アマゾン)
  • Google(グーグル)
  • LINE(ライン)
  • Apple(アップル)
  • SONY(ソニー)
  • JBL
  • 東芝
  • ONKYO(オンキョー)
  • Panasonic(パナソニック)
  • Microsoft(マイクロソフト)

今回は、「Google Home」リリーズと「Amazon Echo」シリーズの日本で購入できることができる機種に絞って紹介します。

スマートスピーカー 「Google Home」「Amazon Echo」比較ポイント

できることで比較

対応音楽配信サービスで比較

賢さ

対応スマートホーム家電

AmazonのAIスピーカー(スマートスピーカー)

Amazonのスマートスピーカー(AIスピーカー)3機種

米国では約7割のシェアをAmazonのスマートスピーカー「Amazon」シリーズ。国内で販売されているのは次の3機種です。

Amazon Echoの特筆すべき点の1つは、1秒以内に答えを返す応答のスピード。応答がワンテンポ遅れるストレスがありません。スマートフォンに色々なアプリを追記できるように、AmazonのAIスピーカーでは「スキル」追加することができます。スキルは、「Alexa Skills Store(アマゾン スキル ストア)」からダウンロードできます。

Amazon Echoでできること

音楽の再生、買い物、ニュースを聞く、質問する、電機をつける(対応の電球が必要)など。

アレクサ,今日の天気は?
OK Google 今日の天気は?
  • 音楽を再生する
  • ニュース・天気予報・渋滞情報、株価を聞く
  • アラームの設定
  • 欲しい商品をAmazonンで注文できる
  • 照明のスイッチのオン・オフ
  • Amazon MusicやSpotifyなどの音楽聞き放題の指定したジャンルの曲やラジオを聞ける
  • オーディオブックを聞ける
  • ピザの注文
  • レシピを聞きながら料理を作る
  • ツイッターの最新タイムラインを聞く
  • 車のドアの施錠(予定)
  • 車のエンジンの起動・停止(予定)

詳細:AIスピーカー Amazon Echo で出来ること、何ができるか詳しく解説

AmazonのAIスピーカー「Amazon Echo」(アマゾン・エコー)

AmazonのAIスピーカーの基本モデル「Amazon Echo」

Amazon Echo (Newモデル)」は、Amazonが展開するスマートスピーカーの中で基本となるモデル。

Amazon Echo(アマゾン エコー)は、Amazon.comが開発した人口知能「Alexa」を搭載したスマートスピーカーです。「アククサ」と呼びかけたあと、話しかける様々な指示を聞いてくれます。

  • 複数のユーザーの声を聞き分け、ユーザーに適した回答を行う
  • 7つのマイクが搭載され、360°から音声を拾える
  • 「Beam-Forming」技術による聞きとりやすい音声
  • Amazonの通販、Amazon Prime、Amzon Music連携
  • Alexa Skills Store(アマゾン スキル ストア)から「スキル」をダウンロードできる
  • Amazon製品(FireTV, KindleFire等)と連携
  • 「スキル」は日本国内の企業も開発している(NTTドコモ、クックパッド、KDDI、積水ハウス、ソフトバンク等)

小型モデル「Amazon Echo Dot(エコー ドット)」

外部スピーカーとも接続可能。小型AIスピーカー「Echo Dot(エコー ドット)」

Echo Dot(エコー ドット)はEcho(エコー)のスピーカー機能を最小限に抑えたスマートスピーカー。カラーはブラックとホワイトの2色から選ぶことができます。家庭用のハイエンドスピーカーと接続し高音質を楽しむことが可能。

  • 音声だけでリモート操作できるスマートスピーカーです。「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、アラームのセットなど簡単に音声操作
  • たとえ音楽が流れていても、雑音の中でも、離れたところからでも、7つのマイクでしっかりと音声を聞き取ります
  • Echoの頭脳となるAlexaはクラウドベースの音声サービスです。話せば話すほど語彙が増えて、話し方や好みを学びます
  • Echo DotはBluetoothや3.5 mmステレオジャックでご自身のスピーカーやヘッドホンに繋いで拡張できる
  • 音声操作にて音楽再生いただけます。Amazon Musicなら楽曲名、アーティスト名など指定して再生や、Alexaに選曲をおまかせできる
  • PhillipsやQrio等からの照明、スイッチ、ロックなどのスマートホームのデバイスをコントロールできる

Amazon Echo Plus (Newモデル)

Amazon Echo Plus (Newモデル)
価格 17,980円
Amazon予約受付中

スマートホームハブ内蔵「Echo Plus(エコープラス)」

スマートホームハブを内蔵しているのでスマートホーム家電との連携も簡単です。

音楽再生、天気やニュースの読み上げ、アラーム、タイマーセットなど、「アレクサ」と話しかけ声だけで簡単に音声操作できるスマートスピーカー」。

Alexa Echoの頭脳となるAlexa「Alexa(アレクサ)」は、話せば話すほど語彙が増えて、話し方や好みを学びます。

音声操作にて音楽再生いただけます。Amazon Musicなら楽曲名、アーティスト名など指定して再生や、Alexaに選曲をおまかせもできます。

7つのマイクで遠くからも集音 たとえ音楽が流れていても、雑音の中でも、離れたところからでも、7つのマイクでしっかりと音声を聞き取ります。

360°全方向スピーカー パワフルな360°全方向スピーカーで、クリアなボーカル、ダイナミックな低音を再現。上質なオーディオをお楽しみいただけます

スマートホームのデバイスの操作  PhillipsやQrio等からの照明、スイッチ、ロックなどのスマートホームのデバイスをコントロールできます
サイズ 9.3″ x 3.3″ x 3.3″, 33.6 oz. (235 mm x 84 mm x 84 mm, 954 grams)

Amazon Echoシリーズの最上位モデルとなるスマートスピーカー「Echo Plus(エコープラス)」。Echo(エコー)・Echo Dot(エコー ドット)との違いは、Echo Plus(エコープラス)では、スマートホームハブを内蔵しスマートホームのコントロールも簡単に出来ることです。カラーバリエーション 6種類。

関連:便利!「声」で家電を操作できる Amazon Alexa 対応のスマートホームデバイスをまとめて紹介

GoogleのAIスピーカー(スマートスピーカー)

Googleのスマートスピーカー(AIスピーカー)3機種

Googleが日本国内で販売しているスマートスピーカーは次の2機種。

Google Homeででできること

Google Homeでは声で音楽の再生、タイマーのセット、天気を聞く、家電の操作ができます。

OK Google, 明日の午前6時に起こして?
OK Google 今日の天気は?

Google製のHDMIドングル「クロームキャスト」と組み合わせることができ、TVとも連携できます。

OK Google, 動画を一時停止
Chromecast(クロームキャスト)はGoogle製のHDMIドングルです。スマホで楽しんでいたコンテンツをテレビの大画面でも楽しむことができます。

無料でラジオを聴けるサービス「ラジコ」にも対応しています。(AIスピーカー「Google Home」でラジオが聴ける!「radiko」に対応

ねぇ Google, (局名)流して

食べログで近くのお店情報の検索もできます。(AIスピーカー「Google Home」、「食べログ」対応

OK Google, 吉祥寺駅でパスタのお店を探して

詳細 AIスピーカー 「Google Home」 で出来ること、何ができるか詳しく解説

GoogleのAIスピーカー「Google Home」(グーグル ホーム)

Google Home
15,120円(税込)

GoogleのAIスピーカーの基本モデル

Google Home(グーグル ホーム)は、Gogoleが開発した人口知能「Googleアシスタント」を搭載したスマートスピーカーです。
GoogleのAIスピーカーのうち、基本となるモデル。「OK Google」と話しかけ、声で操作することができます。

Google Homeのみでは赤外線には対応していません。赤外線リモコンに対応のテレビ、エアコン、照明等を操作するには「Nature Remo」などと組み合わせて使う必要があります。

  • 日本版 2017年内10月6日発売
  • Googleのバックグラウンド技術(検索やMap、GMail等)と連携
  • Google製品(Android端末やChromeCast等)と連携
  • 日本語音声認識能力が高い
  • ユーザーごとの声を識別できる
レビュー・評価・クチコミ

スケジュール管理が便利音声の設定は2言だけで、とてもかんたん
昼間、仕事が忙しいと、アポイントの時刻などを忘れがちなのですが、googleのカレンダに入力しておくと、呼びかけるだけでスピーカが1日のスケジュールを教えてくれるのがいい 目覚ましとかタイマーの設定も音声だけでできる 音楽の題名が似ていると確かに再生は混乱する マニュアルがついてないので、どういうききかたをしたら、適切に答えてくれるかはわかりにくい これから対応する家電と結びついていくでしょうし、値段の割に使い勝手はいいのじゃないかと思う

出典:楽天

詳細:スマートスピーカー「Google Home」「Google Home Mini」日本発売

Google Home Mini(グーグル・ホーム・ミニ)

Google_Home_Mini
Google Home mini
価格6000円(税抜き)
楽天で詳細を見る

小型で安価なAIスピーカー「Google Home Mini(グーグル・ホーム・ミニ)」

Google Home Miniは、小型のAIスピーカー。価格も安いので「お手頃価格でAIスピーカーをためしてみたい」という人にオススメです。

カラーは、チョーク、チャコール、Coralの3色展開。機能面では「Google Home」と同じく、人口知能「Googleアシスタント」を搭載しているので、できることは変わりません。「Google Home」と比較すると、スピーカーサイズも小さくなる分どうしても音質がおちてしまうデメリットがあります。

スマートスピーカー簡易比較表

モデル 価格  

Amazon Echo (Newモデル)
$99.99  基本モデル

Amazon Echo Dot( エコー ドット)
$40.99  外部スピーカーとの接続可能な小型モデル

Amazon Echo Plus( エコー プラス)
¥17,980 スマートホームハブ機能搭載

Google Home
1万4,000円 基本モデル
Google_Home_Mini
Google Home mini
 6,000円 小型モデル

スマートスピーカー選び方

目的別にスマートスピーカー選び方をまとめます。

いますぐAIスピーカーを使いたい!

「とにかくいち早く、AIスピーカーを使いたいという」人は、現在発売されている(2017年10月8日現在)以下のモデルが選択肢です。

低価格で選ぶ

「AIスピーカーを手軽に試してみたい。」とう人は、低価格なモデルを選びましょう。価格が手頃なのは、次の2機種です。

AIスピーカーを音質で選ぶ

スピーカーの音質にこだわりたい人は、以下のモデルがおすすめです。ただし、今後の発売を控えているモデルばかりです。

  • 「Google Home」の上位モデルである「Google Home Max」※日本で発売未定
  • Amazon Echo(エコー)
  • Echo Dot(エコー ドット)(外部スピーカーに接続して使う)※日本での発売日未定
  • JBL LINK ※2017年中発売予定
  • SONY AIスピーカー「LF-S50G」※秋発売予定
  • 東芝 AIスピーカー「TH-GW10」※日本の発売日未

AIスピーカーを自作したい

「AIスピーカーの仕組みを学びながら、作ってみたい!」という人には、「Google Voice Kit」がオススメです。

まとめ

各社のAIスピーカーについてまとめました。

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