PythonでWEBアプリケーション効率的に開発していくためにはWEBフレームワークの利用が必須です。
WEBフレームワークとは、特定の機能を持つプログラムのまとまりのことをいいます。
プログラミングの初心者は、簡単なフレームワークから使ってみることをおすすめします。
- プログラミング自体が始めての
- フレームワークを使うことそのものが初めて
と言う入門者におすすめのPythonフレームワークはBottleです。
Bottleは1ファイルから成る軽量シンプルなフレームワークです。
今回は、PythonのWebフレームワーク Bottleについて特徴について紹介します。
目次
PythonのWebフレームワークの種類
Pythonに様々なフレームワークがあります。
- Django(ジャンゴ)
- Flask(フラスク)
- Bottle(ボトル)
- Pyramid(ピラミッド)
- 3.5 Plone(プローン)
- Tornado
- Falcon
- HUG
今回はこの中のひとつ、Bottle(ボトル)について紹介します。
初心者にオススメのフレームワークBottle(ボトル)とは?
BottleはPythonのウェブフレームワークの1つです。
Bottleの機能は少ないのですがシンプルで軽量のためWebフレームワークを使うこと自体が初めてという初心者にはオススメできます。
Bottleの特徴
フレームワークのプログラムが1つのファイルに集約しています。
そのため構造が把握しやすく簡易的なアプリケーション開発に向いています。
Bottleが提供する機能
Bottleが提供している主な機能は以下の4つです。
- ルーティング:「ユーザーから要求されたURL」と「処理するプログラム」の紐付け
- テンプレート:WEBページに動的に値を挿入する
- ユーティリティ:リクエストやレスポンスから情報を取得
- 開発サーバ:開発用のWEBサーバー
Bottleでできないこと
Bottleはシンプルなフレームワークですので、大規模で本格的なWebアプリケーションの開発には向いていません。
例えば、ユーザー管理機能、データベース作成には対応していません。
本格的なwebアプリケーションを開発するときに、使いたいたいWEBフレームワークはDjang(ジャンゴ)です。
Djangoは、Instagramやdropnboxの開発にも使われているフレームワークです。
参考:Python のWebフレームワーク Django が学べるチュートリアル一覧
まとめ
PythonのWebフレームワークの一つ、Bottleを紹介しました。
Pythonでフレームワークを使うことが自体が始めてという初心者が学習目的で使うのにおすすめです。
- BottleはPythonのWebフレームワークの一つ
- Bottleは1ファイルの軽量、シンプルなフレームワーク
- Bottleは本格的なアプリケーション開発には向いていいない。
- 簡単なWEBアプリケーション開発や、プログラミング初心者の学習にむいている。
- 本格的なWebアプリケーション開発には、高機能なフレームワークDjangoがおすすめ
Bottleの概要が理解できたら、実際に使ってみましょう。
次の記事ではBottle使ってブラウザで「Hello World!」と表示させるプログラムを作る方法を初心者向けに解説しています。
Mac Pythonフレーム Bottleで Hello World!を表示