Python 変数の扱いについて説明します。
目次
変数とは?
変数とは「値を入れたり、取り出したりできる箱」のようなものです。
変数名 = 値
ここでの「=」は等しいという意味ではありません。
右辺から左辺への代入を意味します。
変数を使う目的は?
- データに名前をつけることで、データが示すものが明確になる。
- 同じ変数を違う個所でも利用することができる
- 変数の編集個所を集約できる
数値、文字列のサンプルコード
数値を変数に代入するサンプル1
サンプルコード
num = 10
print(num)
実行結果
10
数値を変数に代入するサンプル2
サンプルコード
num_a = 3
num_b = 5
total = num_a * num_b
print (total)
実行結果
15
文字列を変数に代入するサンプル1
変数「msg」に「”Hello World”」を代入し、それを「print」で出力するサンプルです。
サンプルコード
msg = “Hello World”
print(msg)
実行結果
Hello World
文字列を変数に代入するサンプル2
サンプルコード
msg_a = “Hello”
msg_b = “World”
print(msg_a + msg_b)
実行結果
HelloWorld
変数名の上書き
新しい変数を代入すると、上書きができます。
以下↓は変数「msg」に「 “Hello”」を代入していますが、後から「msg」に “World”を記述しているため、上書きされます。
サンプルコード
msg = “Hello”
msg = “World”
print(msg)
実行結果
World
変数名の付け方
変数名のつけかたは自由です。
よい例◯
- msg 英単語をつかう
- msg_1 2語以上の英単語を使うときに、アンダーバーで区切る
悪い例✕
- 先頭に数字に使う
- 日本語の変数名