Vimエディタは、プラグイン(拡張機能)を追加することで便利に使えるようになります。
追加するプラグインを管理するために必要となるのが、NeoBundleです。
目次
NeoBundleとは?
NeoBundleはVimのプラグインを管理するためのツールです。
開発者は、日本人のShougoさんがです。
- プラグインを簡単に導入できる
- 全プラグインを簡単に最新版にアップデート
- GitHubから直接プラグインをインストール
NeoBundle導入の前提条件
NeoBundleを使うには以下の条件を満たす環境である必要があります。
- vimのバージョンが7.2.051以上
- gitコマンドにPATHが通っていること
バージョンを確認するには、以下↓のコマンドを実行します。
vim --version
NeoBundleの導入方法
NeoBundleのインストール方法
mkdirコマンドでディレクトリを作成します。
mkdir -p ~.vim/bundle
gitからクローンします。
git clone https://github.com/Shougo/neobundle.vim.git ~/.vim/bundle/neobundle.vim
NeoBundleの設定
NeoBundleを利用するための設定を「.vimrc」ファイルに書き込みます。
「.vimrc」とは設定用ファイルでここに設定を書き込むことで、より便利にVimを使えるようになります。
「.vimrc」は、通常ホームディレクトリ直下に配置します。直下に配置することで、Vimが起動したときに設定ファイルが読み込まれます。
キーボードの「i」をおし、インサートモードに切り替え以下を記入します。
vim ~/.vimrc
" Note: Skip initialization for vim-tiny or vim-small.
if 0 | endif
if &compatible
set nocompatible " Be iMproved
endif
" Required:
set runtimepath+=~/.vim/bundle/neobundle.vim/
" Required:
call neobundle#begin(expand('~/.vim/bundle/'))
" Let NeoBundle manage NeoBundle
" Required:
NeoBundleFetch 'Shougo/neobundle.vim'
" My Bundles here:
" Refer to |:NeoBundle-examples|.
" Note: You don't set neobundle setting in .gvimrc!
call neobundle#end()
" Required:
filetype plugin indent on
" If there are uninstalled bundles found on startup,
" this will conveniently prompt you to install them.
NeoBundleCheck
「control + C」を押してノーマルモードに切替へ「:wq」で保存します。
これで、NeoBundleの導入を確認します。
Vimプラグイン導入方法
プラグインをインストールするに、設定ファイル 「.vimrc」に以下を書き込みます。
例として、ディレクトリをツリー構造で表示するためのプラグイン「nerdtree」を追加します。
#NeoBundle 'プラグイン名'
NeoBundle 'scrooloose/nerdtree'
VImを起動し、コマンドモードで 「:NERDTree」と入力すると左側にディレクトリツリーが表示されます。