Apple「iOS11.2.5」リリース! Siriにニュース読み上げ機能追加 | アップデート方法【図解解説】

Appleは2018年1月24日、最新版「iOS11.2.5」をリリースしました。

CPU脆弱性「Spectre(スペクター)」への対応のセキュリティアップデートです。

「iOS11.2.5」へアップデートする手順を図解で詳しく解説します。

iOSの2通りのアップデート方法

OSにアップデートは方法は大きくわけて2通りの方法があります。

  • 「メジャー」アップデート:「iOS 10」→ 「iOS 11」 など大きなバージョンアップです。
  • 「マイナー」アップデート:「iOS11.1.2」→「iOS11.2 など細かなバージョンアップです。

それぞれでアップデートの再起動後の手順が少し異なっています。
今回は、iPhoneを「iOS 11.2.2」へアップデートする方法を解説します。

iOS 11.2.5のアップデート内容・変更点

iOS 11.2.5にはHomePodのサポートが含まれ、Siriにニュースの読み上げ機能が追加されました(アメリカ、イギリス、オーストラリアのみ)。このアップデートには、バグの修正および改善も含まれます。

このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

Appleスマートスピーカー「HomePod」に連携対応

Appleのスマートスピーカー「HomePod」との連携に対応しました。

「Hey Siri, play the news」(Hey Siri、ニュースを読んで)と声をかけるニュースを読み上げてもらうことができる

※米国、英国、オーストラリアのみで提供。

アクセシビリティ機能「VoiceOver」で、接続オーディオ機器の電池残量を読み上げる機能追加

アクセシビリティ機能「VoiceOver」で、AirPodsなど、接続しているオーディオ機器の電池残量を読み上げる機能が追加されました。

※米国、英国、オーストラリアのみで提供。

その他の修正内容

  • 「電話」アプリで、通話履歴に不完全な情報が表示されることがある問題に対応
  • 「Face ID」で「iPhone X」のロックを解除したときに一部の「Exchange」アカウントからの「メール」の通知がロック画面から消える問題を修正
  • 「メッセージ」で、会話の表示順が一時的に乱れることがある問題に対応
  • 「CarPlay」で、トラックの変更を複数回行うと「再生中」コントロールが反応しなくなる問題を修正
  • 「VoiceOver」で、再生出力先と「AirPods」のバッテリ残量を知らせる機能を追加

iPhone のiOSのバージョンを確認する方法

iPhoneにインストールされている現在のiOSのバージョンは以下の手順で確認します。

「設定 アプリ」> 「一般」 > 「情報」から「バージョン」で確認できます。

「設定」 アプリ→ 「一般」 → 「情報」から「バージョン」

「設定」 アプリ→ 「一般」 → 「情報」から「バージョン」から現在のバージョンを確認

詳細:iPhoneのiOSのバージョンを確認する方法

iOS 11にアップデートする前の注意点

iOSをアップデート前に以下を確認しましょう。

  • バッテリーが十分に充電されていることを確認
  • アップデート作業の時間を確保
  • Wi-Fi環境を確保
  • データの空き容量を確認

アップデート作業の時間を確保

アップデートにかかる時間は通信環境によりますが、およそ10分〜30分程度かかることを見込みましょう。途中で作業中断したり、

バッテリーが十分に充電されていることを確認

バッテリーが十分に充電されていることを確認

バッテリーが十分に充電されていることを確認

iPhoneのバッテリーの充電が十分であることも確認しましょう。電源に接続した上でのアップデートすることをオススメします。
アップデート中に電源が切れてしまうと、不具合やデータ破損の可能が出てきます。

「iOS 10」以前のバージョンからのアップデートは、アプリが「iOS 11」対応しているか確認

「iOS 11」では32ビットアプリが使えなくなりました。「iOS 10」以前のバージョンから「iOS 11」にアップデートする場合は、アプリがiOS 11対応しているか確認します。

「一般」>「情報」>「APP」をタップすると、「App互換性」にアプリ一覧が表示されます。「App互換性」一覧に表示されているアプリは「iOS 11」では動きません。

App互換性

アップデート前の注意点は、iOS 11にアップデートする前の注意点まとめで詳しく解説しています。

Wi-Fi環境でアップデート

Wi-Fiに接続されていることを確認

Wi-Fiに接続されていることを確認

安定したWi-Fi環境でiOSをアップデートすることを推奨します。4G通信環境では時間がかかってしまう場合があります。

データの空き容量を確認

データの空き容量を確認

データの空き容量を確認

「iOS11.2」のインストールに必要なストレージ(容量)は352.8M。スマホのデータの空き容量が少ない場合、PCに移動させる、不要なアプリ・画像・動画等データ削除する等で確保しましょう。

iOS をアップデートする手順の流れ

iOS をアップデート手順は以下の流れで行います。Wi-Fi環境でアップデートすることをおすすめします。

  1. Wi-Fiに接続
  2. 「設定」→「情報」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」→「ダウンロードとインストール」→「パスコードを入力」→「同意する」→「同意する」
  3. ダウンロードが開始されるので待ちます。
  4. 再起動しパスコードを入力します。

iPhone iOSをアップデートする方法

iPhoneでWi-Fiを経由してiOSをアップデートする方法を説明します。

1.Wi-Fiに接続されていることを確認します。

Wi-Fiに接続されていることを確認

Wi-Fiに接続されていることを確認

2.ホーム画面から「設定」をタップします。

「設定」をタップ

「設定」をタップ

2.設定画面から「一般」をタップします。

「一般」をタップ

「一般」をタップ

3.「ソフトウェアアップデート」を押します。

「ソフトウェアアップデート」を押します。

「ソフトウェアアップデート」

「ダウンロードとインストール」をタップ

「ダウンロードとインストール」をタップ

4.「ダウンロードとインストール」もしくは、「いますぐインストール」を押します。
・ダウンロードが完了済の場合:「今すぐインストール」と表示される
・ダウンロードが未完了の場合:「ダウンロードとインストール」と表示される

5.「6桁のパスコード」を入力します。

パスコードを入力します。

6桁のパスコードを入力

5.「アップデートを検証中」と表示された後、端末が再起動するので待ちます。

6.「アップデートを要求しました」→「ダウンロード中」と表示が変わり、「アップデートを準備中」と表示されるので、待ちます。

アップデートが進むのを待つ

アップデートが進むのを待つ

7.インストール後のバージョンを確認する

現在のiPhone のiOSのバージョンは、「設定」 → 「一般」 → 「情報」から「バージョン」で確認できます。
詳細:iPhoneのiOSのバージョンを確認する方法

以上でiOSアップデートは完了です。

「iOS11.2.5」 へアップデートできない時の対応方法

「iOS11.2.5」 へのアップデートが上手くいかない場合以下を参照してください。

  • 対応方法1 iPhone/iPadの互換性を確認する
  • 対応方法2 端末の空き容量を確保する
  • 対応方法3 Wi-Fiに接続する
  • 対応方法4 ダウンロード済のiOSアップデートファイルを一旦削除する
  • 対応方法5 iPhoneを再起動する

詳細 Apple「iOS11.2.5」リリース! Siriにニュース読み上げ機能追加 | アップデート方法【図解解説】

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