PythonのWEBフレームワークDjangoの設定ファイルの編集(言語・タイムゾーン)

前回の「Django の使い方 プロジェクトの作成」ではプロジェクトを作成し、開発用サーバーを起動しブラウザでアクセスするところまでを行いました。今回は、Djangoで設定ファイルの編集をします。
具体的には以下を設定します。

  • 言語コードを日本語に変更
  • タイムゾーンを日本に変更

仮想マシンに入る

Python仮想環境にしている場合、ここは飛ばしてください。
仮想環境から抜けている場合、以下の手順で入り直してください。

cd ~/my_django
source myvenv/bin/activate
(myvenv)<マシン名>:my_django <ユーザー名>$

プロンプロトの頭の部分が「(myvenv)」と表示されれば、Pytohnの仮想環境が有効になっています。

言語コードを日本語、タイムゾーンを日本に設定

Djangoの設定ファイル(settings.py)で言語は標準では、英語になっています。タイムゾーンも日本になっていません。
これを変更します。

It worked!

settings.pyの設定

言語とタイムゾーンは「settings.py」ファイルで設定します。編集に使うエディタはなんでも(Atom、PyCharm、Vim等)かまいません。
今回はターミナル上のテキストエディタ「vim」使った方法で説明します。

テキストエディタ「vim」で 「mysite」ディレクトリの「settings.py」ファイルを開きます。

(myvenv)<マシン名>:django_sample <ユーザー名>vim mysite/settings.py

「vim」が起動したら「i」キーを押して「インサートモード」に切り替えます。
画面左下「INSERT」と表示されていることを確認したら、以下のようにファイル修正します。
修正する個所は、ファイルの106行〜114目にあります。

settings_py
LANGUAGE_CODE = 'ja-JP'

TIME_ZONE = 'Asia/Tokyo'

USE_TZ = False

「LANGUAGE_CODE」言語の設定です。
「TIME_ZONE」はタイムゾーンの設定です。

ファイルの修正が完了したら、キーボードの「control + C」を押し「インサートモード」から「ノーマルモード」に切り替えます。
画面左下の「INSERT」が消えたことを確認できたら、キーボードの「:wq」を押して、修正内容を保存して「vim」を終了します。
すると、「vim」が閉じられ元のターミナルの画面に戻ります。

これで「settings.py」ファイルで言語、タイムゾーンの修正は完了です。

開発用WEBサーバー起動

python manage.py runserver」コマンドで開発用サーバーを起動させます。

(myvenv)<マシン名>:my_django<ユーザー名>python manage.py runserver

http://127.0.0.1:8000/に接続して確認してみましょう。
変更前は「It wordk」でしたが「うまくいった」という日本語になりました。

うまくいった

開発用WEBサーバーを終了する場合は、キーボードの「control + C」 を押してください。

PythonのWEBフレームワークDjangoのチュートリアル

  1. MacにPythonのWEBフレームワークDjangoをインストールする方法
  2. Djangoの設定ファイルの編集
  3. Django の使い方 プロジェクトの作成
  4. Django の使い方 アプリケーションの作成し「Hello World!」を表示