Pythonは、機械学習や人口知能の分野で大注目のプログラミング言語です
Pythonでプログラミングを実行する方法は大きくわけて2通りです。
- インタラクティブ(対話)モードで直接コードを書く
参考:Pythonの対話モードを使ってみよう!【超初心者向け】 | ハジプロ!」 - ファイルにプログラムを書き読み込ませて実行する方法
今回は、ファイルにPythonプログラムを書き読み込ませて実行する方法を解説します。
プログラミングの第一歩”hello World”と表示させる方法について解説します。
目次
対象者
本記事はPythonを始めて使うという方向けの入門記事です。
- Pythonを始めて使う方
- Mac OS を使っている方
環境
流れ
おおまかには以下の流れで実行します。
- ターミナルを立ち上げる
- テキストエディタにコードを書く
- 書いたコードを保存する
- ターミナルで実行する
Pythonで”hello World”を表示してみよう!
ターミナルの起動方法
パソコンを文字列で操作するためのソフト、「ターミナル」を使います。
「ターミナルを一度も使ったことがが無い」という人もいると思いますが、
Macの中には、最初からターミナルがインストールされています。
ターミナルは以下のフォルダにありますので、ダブルクリックで起動させてください。
Finder > アプリケーション > ユーティリティ > ターミナル
ターミナルが起動しました。
pythonのバージョンを確認する
Macに最初からインストールされているpythonのバージョンを確認をしてみましょう。
ターミナルの画面に「python -V」と入力し、キーボードの「enter」キーを押してください。
python -V
※コピー&ペーストする場合、「」部分は除外してください。
すると以下のようにバージョン情報が表示されます。
python -V
Python 2.7.10
「python 2.7.10」がインストールされていることが確認できました。
pythonのバージョンは大きくわけて、2系と3系の2つのバージョンがあり、プログラミングの文法が違います。
「これから新しく、pythonを学んでいきたい!」という方は3系で学習していくことをおすすします。
Pythonの3系を使うには、コマンドを使って3系のインストールが必要です。
ここでは、可能な限り簡単にすすめるためバージョンは古いのですが、このまま2系で進めます。
hello.pyを作成
次にテキストエディタ「vim」でhello.pyを作成します。
「vim」とは、ターミナル上で使う、メモ帳のことです。
次のコマンドを入力し、キーボードの「retuen」キーを押してください。
vim hello.py
「vim」の後にファイル名「hello.py」を記入します。
ファイル名前はなんでもよいのですが、末尾の部分は必ず「.py」とします。これはPythonファイルの拡張子です。
すると、テキストエディタ「vim」が起動します。
「vim」には、「ノーマルモード」と「インサートモード」というモードという概念があります。
vimが起動したときは、「ノーマルモード」です。
キーボードの「i」キーを押すと、ノーマルモードからインサートモードへ切り替わります。
インサートモードに切り替わると、画面左下が「INSERT」に変わります。
この状態で入力します。
入力できる状態になるので、以下を記入します。
print "Hello world!"
記入できたら、キーボードの「control+C」もしくは、「esc」キーを押します。
すると、vimがインサートモード➔ノーマルへ切り替わります。
キーボードで「:wq」と入力します。
記入した内容を保存して「vim」を終了するためのコマンドです。
すると、テキストエディタ「vim」が閉じられ、元のターミナルの画面に戻ります。
Pythonの実行
それでは、作成した「hello.py」を実行してみましょう。
「Python」のあとに、ファイル名「hello.py」を指定し「enter」キーを押して実行できます。
python hello.py
「hello World!」と表示できました!
最後に
MacでPython2系で、”hello World”と表示させる方法を初心者向けに解説しました。
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