Vagrantのコマンド一覧

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Vagrantのコマンド一覧を紹介します。

仮想マシンの状態はVirtualBoxから確認できる

仮想マシンの状態はVirtualBoxからも確認できます。
視覚的にわかりやすいので、この方法を覚えておきましょう。

Vagrantのバージョン確認のコマンド

Vagrantのバージョンを確認するには、以下のコマンドを使います。インストールの確認にも使います。

Vagrantのバージョン確認

vagrant --version

「vagrant –version」の省略コマンド

vagrant -v

バージョン情報と最新版か確認

次のコマンドでは、インストールしているバージョン情報と最新版確認ができます。

vagrant version
Installed Version: 1.9.5
Latest Version: 1.9.7

Vagrantのbox追加、アップデート、削除のコマンド

Vagrantのbox操作のコマンド

Vagrantのboxコマンド一覧を確認

Vagrantのコマンド一覧を確認するには、「vagrant box -h」を使います。

vagrant box -h
Usage: vagrant box <subcommand> [<args>]

Available subcommands:
add
list
outdated
prune
remove
repackage
update
For help on any individual subcommand run `vagrant box <subcommand> -h`

URLからboxの追加

vagrant box add [任意のbox名] [URL]

Vagrant Cloud、ローカルからbox追加

vagrant box add 　**/**

参考：Vgrant CloudからUbuntuのVagrant Boxを追加し、仮想マシンを起動・接続する方法
参考：Vgrant CloudからCentOS7のVagrant Boxを追加し、仮想マシンを起動・接続する方法

box一覧の確認

追加済のboxの一覧を確認するためのコマンドです。

vagrant box list

アップデート

vagrant box update --box **/** 

boxの削除

vagrant box remove box [名前]

boxのpackage化

boxをパッケージ化するためのコマンドです。

vagrant box repackage NAME PROVIDER

VagrantへのSSH接続

VagrantへのSSH接続

仮想マシンへ接続確認するには、「vagrant ssh」コマンドを使います。

vagrant ssh

仮想マシンへの接続情報の表示

IPアドレス情報やポートの確認ができます。

vagrant ssh-config

Vagrantの仮想マシン操作のコマンド

Vagrantの初期化

Vagrantの初期化コマンドを実行すると、Vagrantfileが作られます。
「Vagrantfile」とはVagrantの設定用ファイルです。

vagrant init [boxの名前]

Vagrantの起動

仮想マシンの起動は「vagrant up」コマンドを使います。
「vagrant up」コマンドは「Vagrantfile」が置かれているフォルダ内で実行します。

vagrant up

Vagrantの状態を確認

仮想マシンの状態を確認するには、「vagrant status」コマンドを使います。

vagrant status

コマンドを実行すると、ステータス（状態が表示されます。）

• default running (virtualbox)：実行中
• default  aborted (virtualbox)：中断
• efault saved (virtualbox)：保存
• default poweroff (virtualbox)：電源オフ

全仮想マシンの状態を一覧で確認(名前、ステータス、パス)

vagrant global-status

Vagrantの一時停止

Vagrantを一時停止させるには、「vagrant suspend」コマンドを実行します。

vagrant suspend

VirtualBoxは実行中➔保存に変わります。

Vagrantを一時停止から復帰

Vagrantを一時停止から復帰させるには「vagrant resume」コマンドを実行します。

vagrant resume

VirtualBoxは保存➔実行中に変わる

Vagrantの再起動

Vagrantの再起動するには、 「vagrant reload」を実行します。
Vagratfileの設定を変更した場合などで使います。

vagrant reload

設定ファイル(site.yml)を変更時の反映

vagrant reload --provision 

仮想マシンは起動したままプロビジョニング実行

vagrant provision 

Vagrantの終了

仮想マシンを終了するには、「vagrant halt」コマンドを使います。

vagrant halt

VirtualBoxは実行中➔電源オフに変わる

電源オフ状態から起動するには、「vagrant up」コマンドを使います。

Vagrantの削除

Vagrantを削除するには、「vagrant destroy」コマンドを使います。

vagrant destroy

なお、「vagrant destroy」を実行しても。

「.vagrant/」「Vagrantfile」は削除されません。

スナップショット

Vagrantでは、スナップショットである時点での状態に戻すことができます。

スナップショット作成

vagrant snapshot save <スナップショット名> 

スナップショット復元

vagrant snapshot restore <スナップショット名> 

スナップショットの削除

vagrant snapshot delete <スナップショット名> 

スナップショットの一覧を表示

vagrant snapshot list