2017年12月2日にAppleが「iOS11.2」をリリースしました。
個人間送金をサポートする「Apple Pay Cash」、「高速ワイヤレス充電」12月2日から一部のアプリの通知機能の相性で発生していた「勝手に再起動が繰り返されるバグ」の修正が行われました。
「iOS11.2」へアップデートする手順を図解で詳しく解説します。
目次
2通りのアップデート方法
OSにアップデートは方法は大きくわけて2通りの方法があります。
- メジャーアップデート:「iOS 10」→ 「iOS 11」 など大きなバージョンアップです。
- マイナーアップデート:「iOS11.1.2」→「iOS11.2」 など細かなバージョンアップです。
それぞれでアップデートの再起動後の手順が少し異なっています。
今回は、iPhoneを「iOS 11.2」へアップデートする方法を解説します。
iOS 11.2のアップデート内容・変更点
iOS 11.2のアップデートの主なアップデート内容は以下です。
- 個人間送金をサポートする「Apple Pay Cash」対応
- バグ修正(iPhoneで勝手に再起動を繰り返す不具合の対処方法 「アプリの通知」で対策)
- 高速ワイヤレス充電
- iPhone Xにマーブル模様のLive壁紙が3つ追加
iOS 11.2には、Apple Pay Cashが導入され、Apple Payを使用して友達や家族間でお金の送金、請求および受領ができるようになりました。 このアップデートにはバグの修正および改善も含まれます。
このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
個人間送金をサポートする「Apple Pay Cash」対応
「Apple Pay Cash」とは、個人間の送金機能です。ただし、今回「Apple Pay Cash」の機能を使うことができるようになったのは「米国内」のみ。日本での開始時期は未定です。
iPhone Xにマーブル模様のLive壁紙が3つ追加
「iPhone X」のCMでマーブル模様が美しい「Live壁紙」が3つ追加されます。
iPhone のiOSのバージョンを確認する方法
iPhoneにインストールされている現在のiOSのバージョンは以下の手順で確認します。
「設定」 アプリ→ 「一般」 → 「情報」から「バージョン」で確認できます。
iOS 11にアップデートする前の注意点
iOSをアップデート前に以下を確認しましょう。
アップデート作業の時間を確保
アップデートにかかる時間は通信環境によりますが、およそ10分〜30分程度かかることを見込みましょう。途中で作業中断したり、
バッテリーが十分に充電されていることを確認
iPhoneのバッテリーの充電が十分であることも確認しましょう。電源に接続した上でのアップデートすることをオススメします。
アップデート中に電源が切れてしまうと、不具合やデータ破損の可能が出てきます。
「iOS 10」以前のバージョンからのアップデートは、アプリが「iOS 11」対応しているか確認
「iOS 11」では32ビットアプリが使えなくなりました。「iOS 10」以前のバージョンから「iOS 11」にアップデートする場合は、アプリがiOS 11対応しているか確認します。
「一般」>「情報」>「APP」をタップすると、「App互換性」にアプリ一覧が表示されます。「App互換性」一覧に表示されているアプリは「iOS 11」では動きません。
アップデート前の注意点は、iOS 11にアップデートする前の注意点まとめで詳しく解説しています。
Wi-Fi環境でアップデート
安定したWi-Fi環境でiOSをアップデートすることを推奨します。4G通信環境では時間がかかってしまう場合があります。
データの空き容量を確認
「iOS11.2」のインストールに必要なストレージ(容量)は352.8M。スマホのデータの空き容量が少ない場合、PCに移動させる、不要なアプリ・画像・動画等データ削除する等で確保しましょう。
iOS をアップデートする手順の流れ
iOS をアップデート手順は以下の流れで行います。Wi-Fi環境でアップデートすることをおすすめします。
- Wi-Fiに接続
- 「設定」→「情報」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」→「ダウンロードとインストール」→「パスコードを入力」→「同意する」→「同意する」
- ダウンロードが開始されるので待ちます。
- 再起動しパスコードを入力します。
iPhone のiOSをアップデートする方法
iPhoneでWi-Fiを経由してiOSをアップデートする方法を説明します。
1.Wi-Fiに接続されていることを確認します。
2.ホーム画面から「設定」をタップします。
2.設定画面から「一般」をタップします。
3.「ソフトウェアアップデート」を押します。
4.「ダウンロードとインストール」もしくは、「いますぐインストール」を押します。
- ダウンロードが完了済の場合:「今すぐインストール」と表示される
- ダウンロードが未完了の場合:「ダウンロードとインストール」と表示される
5.「6」桁のパスコードを入力します。
6.「アップデートを要求しました」→「ダウンロード中」と表示が変わり、「アップデートを準備中」と表示されるので、待ちます。
6.端末が再起動するので待ちます。
以上でiOSアップデートは完了です。
現在のiPhone のiOSのバージョンは、「設定」 → 「一般」 → 「情報」から「バージョン」で確認できます。
詳細:iPhoneのiOSのバージョンを確認する方法
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