仮想マシンにPython3とWEBフレームワークDjangoをインストール方法

Webアプリケーションの開発をする方法としてWEBフレームワークを使用する方法があります。
PythonでおすすめのWebフレームワークDjangoです。
Virtualbox、Vagrantで構築した仮想マシンにPython3とWEBフレームワークを導入する方法を解説します。

手順の流れ

  1. VirtualBoxのインストール
  2. Vagrantのインストール
  3. boxの追加
  4. 仮想マシンの構築(ディレクトリ、vagrantfileの設定)
  5. 仮想マシンに接続
  6. WEBサーバーのインストール
  7. python3のインストール
  8. Djangoの導入

Djangoとは?

Pythonでもっともよく使われてているWebアプリケーションフレームワークです。

環境構築

以下の環境で開発を構築します。

  • 仮想マシン管理ソフトウェア
    • Virtualbox 5.0.24r108355
    • Vagrant 1.9.5
  • 仮想マシン
    • CentOS Linux release 7.3.1611 (Core)
  • Webサーバ
    • nginx 1.13.3
  • Python version
    • Python 3.6.2
  • Web フレームワーク
    • Django 1.11.4

VirtualBoxのインストール

仮想化のソフトウェアVirtualBoxをインストールします。

VirtualBoxの公式サイトからインストーラーをダウンロードしてインストールします。
インストール確認は以下のコマンドでバージョンチェックします。

VBoxManage -v
5.0.24r108355

詳しい 参考手順は、「MacOSにVirtualBox(バーチャルボックス)をインストールする手順」を確認してください。

Vagrantのインストール

仮想化のソフトウェアを簡単なコマンドで利用できるようにするソフトVagrantをインストールします。

Vagrantの公式サイトからインストーラーをダウンロードしてインストールします。
インストール確認は以下のコマンドでバージョンチェックします。

vagrant --version
Vagrant 1.9.5

詳しい参考手順は、「MacにVagrant(ベイグラント)をインストールする手順」を確認してください。

Vagrantのboxを追加

Linuxのディストリビューション、CentOS7の雛形を
「box」の配布サイト、vagrantbox.esから追加します。

詳しい参考手順は、「Vagrantのboxをvagrantbox.esから追加する方法【初心者向け】」を確認してください。

Vagrantを起動、接続

仮想マシンのディレクトリ準備

mkdir vagrant
cd vagrant
mkdir centos7.1
cd centos7.1 

Vagrant 仮想マシンの初期化、Vagrantfileの作成

vagrant init centos7.1

仮想マシンの起動、接続

 #仮想マシン起動
 vagrant up
 #仮想マシンに接続
 vagrant ssh

詳しい使い方は「Vagrant 仮想マシンの起動と接続方法」を参考にしてください。

WEBサーバー、nginxのインストール

WEBサーバー、nginxのインストール

# Nginx リポジトリのインストール
sudo yum install http://nginx.org/packages/centos/7/noarch/RPMS/nginx-release-centos-7-0.el7.ngx.noarch.rpm
# Nginx パッケージのインストール
sudo yum install --enablerepo=nginx nginx
# WEBサーバーの状態確認
sudo systemctl start nginx.service
#WEBサーバーNginxの自動起動設定
$sudo systemctl enable nginx.service
#ファイヤーウォールを切る
sudo systemctl stop firewalld

詳しくは、「仮想マシンにWebサーバーNginxをインストールしブラウザからWEBページを表示確認する方法」を確認してください。

python3のインストール

$sudo yum install gcc zlib-devel bzip2 bzip2-devel readline readline-devel sqlite sqlite-devel openssl openssl-devel git

git clone https://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv

vim .bash_profile

export PYENV_ROOT=”$HOME/.pyenv”
export PATH=”$PYENV_ROOT/bin:$PATH”
eval “$(pyenv init -)”

source .bash_profil

pyenv install 3.6.2

pyenv global 3.6.2

pyenv rehash
バージョン確認
python –version

詳しくは「CentOS 7の仮想マシンにPython 3 をインストールする手順」を確認してください。

Djangoのインストールと起動

Djangoのインストール

sudo yum install Django

Is this ok [y/d/N]:y

上記の処理を行います。よろしいでしょうか? [y/N]

「完了しました!」と表示されたら、Djangoのインストール完了

Djangoのバージョン確認

インストールしたDjangoのバージョンを確認します。

以下コマンドでインタプリタを開始

python

「 import django」と入力しenterキー

>>> import django

「django.get_version()」と入力しenterキー
すると、

>>> django.get_version()
'1.11.4'
>>>

「control + d」でインタプリタを終了します。

最後に

仮想マシンにPython3のWEBフレームワークDjangoをインストール方法を解説しました。

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