Web制作の流れ

Web製作の流れ全体像を解説。

1.Webサイトの企画

もっとも大事なのは、サイトの目的をしっかりと定義することです。
資料請求を増やしたいのか?問合せを増やしたいのか?名刺がわりのページさえあればいいのか?

Webサイトの企画

制作するWebサイトを企画します。

使うもの

  • 紙、ペン、エバーノート

決めること

  • Webサイトの目的
  • Webサイトのターゲット

Webサイトに必要な要素を書きだす

サイトに必要となりそうな要素を書き出します。
例えば、コーポレートサイトなら、「企業概要」、「問合せ」、「お知らせ等」、「サイトマップ」などです。

2.Webサイトの設計

サイトマップ作成

サイトマップとはサイト全体の構造を図解化してものです。
トップページを選定し組み込む要素を決定します。
あらかじめ用意テンプレートされているテンプレートを使えば効率的です。

  • 使うツール:Cacoo、Illustrator、Excel、パワーポイントなど

ディレトリマップ作成

ディレクトリマップとは、Webサイトの全ページのタイトル・ファイル名・階層をまとめた一覧表です。
表計算ソフトを使い作成します。

  • 使うツール:表計算ソフト(Excel、googleスプレッドシート、Numbers)

ワイヤーフレーム作成

ワイヤフレームとは、Webサイトの骨組みです。ページにどこに何をを配置するのか、図を作成します。
ワイヤフレームの制作で現在最もよく使われているツールはSketchです。
使うツール:Sketch、Illustrator、Wireframe.cc、Cacooなど
参考:ワイヤーフレーム作成ツール比較18選

3.デザイン設計

モックアップ作成

レスポンシブなウェブサイトを簡単に作成できるサービスFROONT

サイトのカラーの決定

Googleマテリアルデザインのカラーパレット:Color – Style – Material design guidelines

4.コーディング

HTMLで文書を書き(マークアップ)、CSSでサイト見た目を整えます。

使うツール:テキストエディターを使ってコーディングしていきます。
参考:Web制作に使えるエディタ一覧 Atom、Sublime Text、Brackets、Coda

ローカル開発環境の準備

参考:ローカル開発環境構築 Mac

画像のスライス

デザインをパーツごとに画像をスライス(分割)します。

マークアップ(HTML)

マークアップとは文書構造をコンピューターが識別できるよう、「見出し」、「タグ」などの設定を行う作業のことです。

レイアウト(CSS)

CSSとはCascading Style Sheetsの略で、Webサイトのスタイル、要素の配置やカラーを設定するものです。
フレームワーク、Bootstrapを使うとルールにしたがってコーディングすることで、整ってレイアウトを作成できます。
Bootstrapはレスポンシブにも対応しています。

動作確認

使用するブラウザによって、レイアウトが崩れてしまう等も問題がおきる場合があります。
どのブラウザでも正常に表示できるか確認します。

HTML+CSS/HTML5 & CSS3 Web Design

7.Webサイト公開

サーバー設定

Webサイト公開するためにはサーバーが必要です。

参考:独自ドメインを取得する方法(ムームードメイン)

ドメイン取得

ドメインとはサイトの示す住所のようなものです。

参考:レンタルサーバーMixhostで独自ドメインを設定する方法

SSL化

SSLとはサイトのセキュリティの設定です。
通信を暗号化することで、利用者の情報を安全に保護します。

参考:レンタルサーバーMixHostでWordPressをSSL対応(HTTPS化)する方法

ファイルのアップロード

ローカルパソコン上のファイルをサーバーにアップロードします。
使うツール:FTPソフト(サイバーダック、FileZilla)

Webサイトの確認

Webサイトが正常に表示できているか、レイアウトが崩れているところはないかなどチェックします。

参考:MacのSafariでInternet Explorer を使う方法

8.SEO

SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジンの上位を獲得するための取り組みです。
検索結果の上位に表示させることで、認知度アップ、資料請求を増やす、お問い合わせ数を増やす、売上を増やす、などサイト目的を達成を目指します。

 

参考:SEO入門(外部サイト)

9.広告運営

Webサイト作成直後は、なかなすぐにアクセスを集めることはできません。
Webサイト作成直後でも多くのアクセスを呼び込むためには、広告が有効です。
検索結果連動型の広告や、ソーシャルメディアに出稿できる広告があります。

  • Googleアドワーズ (参考:Googleアドワーズ入門
  • ヤフープロモーション広告
  • フェイスブック広告
  • インスタグラム広告